守田です(20231202 16:00)
● 元気に飛び回っています!
みなさま。お元気でしょうか。
長~く「明日に向けて」の更新を滞らせてしまいました。
ひとえに京都市政を変えるために奔走しているためです。
体調不良ではまったくありません。むしろすこぶる元気です!
同時にこの間、自分の発信力を違った角度から強化しようと、TwitterとTikTokでの発信を強めてきました。
その中で新しい可能性を切り拓けたと思います。
今後、「明日に向けて」とSNSの新たな活用をうまくリンクさせて、発信力を大きくします。
ぜひご期待下さい。
● おもろい街京都を豊かに発展させるため、伏見を歩きます!
さてそんな中でいろいろな企画参加、講演を続けていますが、明日3日午前中に伏見を訪れます。
今回も京都文連の皆さんと共にです。まずはチラシをご覧下さい!
伏見と言っても実はとても広い地域で、明日、訪れるのは「旧伏見市」に該当するところ。
伏見城の城下町だった地帯から宇治川にかけての地域、船運もあって人々の往来が活発だったところです。
ここを訪れるのは京都の良い所に光をあて、京都をもっと「おもろい街」にしていくため。市政を変えることを提案している福山和人さんもこれを強く語っています。
● 伏見には堀がいっぱい
それでなぜ伏見なのかと言うと、ここは幕末の歴史展開の舞台であったとともに、明治期にも大きな発展を遂げたところだからです。
たとえば全国で初の市電が通ったのが伏見だということはご存じでしょうか?
その名残が京阪電車中書島駅そばで見られます!明日はそこ午前10時半に出発します。
そこからすぐに壕川の堀沿いに行きます。ここは宇治川から入ってきた物資を運搬する舟が行きかったところ。
その舟海で京都に訪れた人を今の京都駅方面に送り届けるために作られたのが市電なのでしたが、壕川にはいまも観光客を乗せた舟が行き来しています。
壕川から宇治川に出るところには三栖閘門がある。みすこうもんと呼びます。
江戸時代、宇治川と壕川は同じ水位でしたが、明治になり蒸気船を宇治川に通すために掘削が行われました。それで水位に大きな差ができてしまった。
そこで開発されたのが閘門。前と後ろに大きな水門があり、舟を入れて水位を調整するのです。パナマ運河と同じ仕組みです。これを利用してさまざまな物資が運搬されました。堀の美しさと往時の閘門の姿を見学します。
● 造り酒屋が立ち並ぶ伏見
この壕川の周りに立ち並んでいるのが造り酒屋。酒樽もここを通る舟が運搬していました。
ここに銘酒が多いのは水がよいから。もともと伏見は伏水と言われたのだそうです。
実はそんな伏見に地下鉄を通す計画が持ち上がりました!戦前のことで、伏見に駐屯していた陸軍第16師団の意向が強く働いていました。
しかし地下水がダメになってしまうことを危惧した京都の人々がさまざまな声を上げる中で、なんと陸軍が折れて、地下鉄建設が止まったのです!
いまも京都の地下に大深度トンネルを掘って、北陸新幹線を延伸させようとの計画がありますが、京都市民は100年近く前に一度、地下鉄を食い止めているのです。
その顛末の中で、宇治川の上に日本の他の地域では見ることのできない、実に特異な性質を持っている鉄橋が作られています。
当時、どうやって市民が地下鉄を食い止めたのか。またその結果どんな鉄橋ができたのか。
その謎ときが今回の訪問のハイライトの一つです!
みなさん。ぜひ伏見を一緒に歩きましょう。なお今回も頑張ってfacebookでLIVE配信もしますので、そこからもご視聴下さい!
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