守田です。(20140117 14:00)
すでにお知らせしていますが、今日から3日間、連続講演を行います。
そのうち、今日の夕方の舞鶴と、明後日の篠山で、原発災害についてお話しします。
舞鶴企画の主催者の一人の田中ユージさんが、本当に丁寧に、ビデオショートメッセージを作ってくれているのですが、また一本、作ってくださったので文字起こしとともにご紹介します。
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あらゆる災害に対して強くなろう
http://www.youtube.com/watch?v=d01hgHT1g94&feature=youtu.be
災害のことを考えるときに、去年の台風18号の水害は、多くの、とくに関西に住んでいる方には、記憶に残っていると思います。
台風18号だけではなくて、そのあとに次々と来た台風でも、私たちの国には大変な災害がでました。
とくに伊豆大島では大変な地滑りが起こって、たくさんの方が亡くなり、心が痛む事態になりました。
これらに共通することは、今の私たちが直面している水害のあり方が、これまでの想定をどんどん超えてきているということなのですね。
なので、各行政もどうやって対応したら良いか、非常に悩んでいます。
悩んでいる中で、今、災害対策の考え方について、整理すべきことは、行政だけに頼っていたら、とても事態に対応できないということです。
想定外のことが起こっているので、行政も、必ずしもいつ避難をしたらいいとか、確実はタイミングで言うことが難しくなっているのです。
だとすれば、もっと個人個人が、危機に対する判断力をつけなくてはいけない。
そのときに、水害やあらゆる災害に対して、最低限、身に着けておこうという知識が具体的にあります。
1月か2月に舞鶴におうかがいして、具体的にどういうことを想定しておくことが必要なのか、あるいは最低限、これを想定しておけば災害に対して強くなる。
その考え方をお話ししたいと思います。
その中でみんなで一緒に、災害に対して自分自身が強くなっていくことを目指していきましょう!
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災害に対するお話は、篠山市では1月19日だけでばく、2月2日、13日、20日、22日と何度も講演をさせていただきます。
2日は篠山市西紀地区で午後に。13、20日は篠山市中央公民館で夜7時半から。22日は篠山市丹南地区で午後にです。
スケジュールはおって掲載しますので、お近くの方、ご参加ください!
それにしても篠山の方たちの熱意は本当に高い!ありがたいことです。
さて、今日の舞鶴の話を終えたら、明日は伊根町にうかがいます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
明日に向けて(782)舟屋のある町、伊根から原発を考える・・・(1月18日伊根町)
http://toshikyoto.com/press/1128
19日の篠山の企画については、以下をご覧ください。
明日に向けて(784)篠山市民防災の集い(原子力防災フォーラム)にご参加を(1月19日)
http://toshikyoto.com/press/1133
最後に、3つの企画の案内を貼り付けておきます。どうかみなさん、お集まりください!
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舞鶴(17日)
★1月17日守田敏也さん講演会★
ーー大災害から家族を守る智恵ーー
日時 1月17日(金)午後7時開演
場所 舞鶴市中総合会館4階研修室
参加費 無料 運営のための費用のカンパをお願いします。
主催 講演会実行委員会
連絡先 舞田 090-1963-7252
田中 090-4560-8560
19年前の今日起きた阪神淡路大震災、3.11の大地震と津波、原発事故・・・ 昨年、近畿を襲った台風18号。
そして、これからも私たちの暮らしを襲うであろう、さまざまな自然災害。
また、今も収束していない福島第一原発事故による放射能汚染や、可能性がゼロではない若狭の原発事故災害・・・
もし、大きな災害にあってしまったときに、私たちはちゃんと自分や大切な家族のいのちを守ることができるでしょうか。
「いざという時、どうやって逃げるの? 」「家族が別々の場所にいたら、どこに集合する?」
「非常持ち出しリュックは何を用意しとくべき?」「愛するペットは一緒に避難できるの?」
原発事故が起きてしまったら、どこに逃げるの?」「帰ってこれるの?」
私たちは、どのくらい心の準備ができているだろうか。
その心の準備を次第で、とっさの時に、生死を分けることになると言われています。
でも、こういう話、なかなかみんなで集まってする機会がないよなあ~と思っていて、
今回、守田敏也さんをお招きして、「みんなでざっくばらんに、話し合ってみよう!」と思います。
防災について、みなさんが知りたいこと、おすすめなことなど、話し合ってよい集いになればと思っています。
【安全食品について】
3.11の原発事故で、放射能汚染がひろがり続け、食料が汚染されています。
汚染された食べ物を食べると、私たちの体の中が汚染されて、ガンなどさまざまな病気にかかる可能性が高くなると言われています。
放射能汚染のこと、気にはしてるけど、実際、今の食生活で大丈夫かな?
そんな私たちに、放射線防護にたずさわっておられる守田さんは、わかりやすく教えてくださいます。いろいろ聞いてみましょ~。
【 守田さんプロフィル】
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリーライター として取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めている。
3.11以降は、福島第一原発事故による放射能汚染に対する防護、そしてあらゆる災害に対して、身を守る術を伝えるために日本中を飛び回っている。
篠山市原子力災害対策検討委員会委員
https://www.facebook.com/events/1506304646260651/
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伊根町(18日)
放射能から大切な子どもを守るために
福井の原発から30キロ圏内に入る伊根町、何か事故がおこったとき私たちはどう対応すればよいのか。
まず守らなければいけないのは子どもたち、将来の希望をもつ子どもたちを被曝から守りたい。
放射能によって見えない不安をもつお母さんたちはたくさんいます。老若男女問わず多くの人が放射能・被曝の知識をもつことが大切です。
被災地の現状、私たちの暮らしや健康を守るために何ができるのか守田敏也さんのお話を聞いて考えていきたいと思います。
とき 平成26年1月18日(土) 15:00~
ところ 本庄公民館 2階
託児あります(子ども連れでもお気軽にお越し下さい)
参加費無料 (運営カンパにご協力お願いします)
15:00~守田敏也さんのお話し
16:30~みんなで意見交換・座談会
◆◇守田敏也さんご紹介◇◆
1959年生まれ。京都市在住。
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリーライターとして取材活動を続け、社会的共通資本に関する研究を進めている。
ナラ枯れ問題に深く関わり、京都の大文字などで害虫防除も実施。東日本大震災以後は、広くネットで情報を発信し、関西をはじめ被災地でも講演を続けている。
また、京都OHANAプロジェクトのメンバーとして、被災地支援活動をおこなっている。
原発関係の著作に、『内部被曝』(矢ケ崎克馬氏との共著、岩波ブックレット2012年)があり、雑誌『世界』などで、福島第一原発事故での市民の取り組みや内部被曝問題についての取材報告をして話題になっている。
3.11以降、インターネットではブログ「明日に向けて」で発信を続け、3年間で800を超えるレポートなどを発表している
お母ちゃんプロジェクト【藤原音夢 090-6735-0973】
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篠山(19日)
篠山市民防災の集い~原子力防災フォーラム~
原子力発電所で災害が起これば、篠山市はどうなるんだろう!?
1.特別講演(13:40~14:40)
「福島原発で何が起こったのか」
~篠山市がこの教訓を生かすために~
特別講演講師
守田 敏也氏(フリージャーナリスト)
2.パネルディスカッション
テーマ「一人一人が原子力災害から身を守るために」
コーディネーター
守田 敏也氏
パネリスト(順不同)
橋本 敬子氏 福島県から避難のために移住された方
森口 久氏 篠山市自治会長会理事
北山 正氏 篠山市消防団長
神田 幸久氏 篠山市原子力災害対策検討委員会事前対策部会長
玉山ともよ氏 篠山氏原子力災害対策検討委員会応用対策部会長
とき 平成26年1月19日 13時受付 13時30分開会
ところ 篠山市民センター 多目的ホール
入場料 無料
主催 篠山市、篠山自治会長会
後援 篠山市教育委員会、篠山市社会福祉協議会、篠山市消防団
問い合わせ 篠山市市民生活部市民安全課 電話079‐552‐1116 FAX079‐554‐2332
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- 何を食べるのか、いかに食べるのか, 内部被曝, 原発災害避難, 反原発・脱原発・原発ゼロ, 福島原発