守田です(20200412 17:30)

● 必要なのは経済補償なのに「くつろぎ」動画を投稿! 終わってる!

安倍首相による自粛要請に多くの人々が応え、経済的苦境の中で当然の経済補償を待ちわびているときに、なんと「くつろぎ動画」が投稿されました。

星野源さんの歌に合わせ、愛犬と戯れ、お茶を飲み、のんびりテレビを見ているもの。なんのメッセージもありません。いや、補償もなくて苦しんでいる人々に、「もっとのんびりしたら?」とでも言わんばかりです。

これはもう終わっている。こんなもの流したら、ギリギリで耐えていて、もう限界にいる人々を傷つけるだけだということも分からない。人々の苦しみとあまりに離れた場に、安倍首相がおり、人を思いやる想像力がまったく持てていないことが分かります。

専門家を無視し、現場の混乱も考えずに突然の小中高の休校要請を行ったことや、誰ものぞんでいないアベノマスクの、1世帯2枚配布という膨大な無駄や、肝心の人々を支える経済補償は徹底して出し渋り続けるなど、命を大切にする姿勢がまったくみられません。

これ以上、こんなことが続いたら、感染症対策そのものが進まなくなってしまう。「自粛と補償は一体で」と語られている方たちがいますが、そうではなくて「感染症対策と経済補償は一体」なのです。

そもそも生活が困窮すれば体力も落ちる。免疫力も落ちる。感染しやすくなって当然ですし、感染したときの重症化もしやすくなる。さらに人の流れの制御を進めるためにも、安心できる経済的補償が絶対に必要です。

一部で警官隊が警棒を持ち、町を歩いている人を威圧している動画も流れていますが、いま必要なのは威圧ではありません。お金なのです。

みんなが互いの命を守ろうと、懸命に身を削って頑張っていることに対し、当然の、当たり前の、補償がされなければ、新型コロナウイルス以外のことでの命の危機も高まってしまう。

そしてその困難と混乱こそが、感染症に対する社会的な力を、弱めることにもつながるのです。だからただちに経済補償が必要なのです。感染症対策そのものとして必要なのです。お金を配ることが大事なのです。

なおこの動画、僕はtwitterでは批判つきコメントつきで流しましたが、平野啓一郎さんの「批判のコメント付きとは言え、朝からクソみたいな動画が繰り返し回ってくるので、気がヘンになりそうだ」というコメントを読み、ここでは写真だけの紹介とします。


安倍首相によるTwitter投稿より

● 与党のみなさん。首相を代えて下さい

安倍首相、もう完全にダメです。与党のみなさん。自民党、公明党のみなさん。与党としての責任にかけて、ただちに首相を代えて下さい。いますぐ交代させないと、この国はもっと混乱してしまう。

みなさんもそう思っているのではないでしょうか?実はそんな情報も流れ出しています。そもそもこの首相は、森友、加計、桜とウソばかりついてきました。度重なる偽造、ねつ造、改ざんを重ねてきました。だから国民・住民の信用をまったく失っています。

大事なのはそれでも人々が自粛に応じたこと!安倍首相を信頼してではありません。互いの命を守るためなのです。ところがそれへの応答が「くつろぎ動画」です。もうこの方のもとで、信頼を得ることは絶対に無理です。

首相は感染症対策のリーダーの位置も持っています。そのリーダーがまったく信用できないからこそ、社会的混乱が深まっている。経済補償がないからこそ、政府不信が高まっています。

このため専門家会議の打ちだす対策も、たびたび不信の目でみられている。何かを隠しているのではないか?意図的に人を救おうとしていないのではないかなど、憶測が飛んで当然なのです。もはやこの首相のもとで行われるどんなことも信用されません。

こういう状態は最も危険です。「トイレットペーパーの買い占め」に継ぐ何かが起こりかねない。さまざまな差別や偏見も助長しかねません。まさに社会の危機です。それが安倍首相一人のせいで、どんどん深められているのです。

だった病巣を取り除いてしまえばいい!この方を交代させ、まっとうな経済補償を行うだけで、感染症対策はぐっと進みます。人々は、意見の違いはあるとはいえ、互いの命を守り合おうと懸命だからです。懸命だけれど、経済的に疲弊しています。

苦しい中でも頑張っている人々に応え、人々を安心させるのが政治の課題です!そのためには、もうこの方を代えないと、どうしようもない。

感染症対策はまだまだ長く続くのです。安倍首相に、長きにわたってリーダーなど務められないことは明白です。ならば一刻も早く代えた方がいい。与党としての政治責任にかけて実行してください。


記者会見で対策に失敗しても「私が責任を取ればいいというものではありませんー」と安倍首相が明言!

● ただちに国民・住民に20万円以上の給付を

同時にただちに全ての国民・住民に20万円以上の給付を行ってください。大人も子どもも誰にもです。困ってない方、お金持ちの方には、受け取り自粛を頼みましょう。これなら所得審査など不要です。

そもそも感染症対策で忙しい時に、所得審査などという、ストレスフルな仕事を増やしてはいけない。余力はすべて、医療を支えることに向けなくてはいけないのです。

それにすでに多くの方が、本当にさまざまな自粛で、政府に協力しているのです。それだけで充分、信用できるではないですか。国民・住民を信頼しないで、なんで政治が進められると言えるでしょうか。

もちろん協力しているのは、日本国籍を持っている方だけではありません。だからすべての住民にお金を回すことが必要です。

子どもも大人も平等に。子どもは食べ盛り。お金もよりかかるのです。しかも学校を休校にして、学ぶ権利も保障できていないし、さまざまなストレスをかけています。だから子どもを減額してはいけない。

財源がないというなら国債を出せばいい。軍事費も削ったらいい。「国防費」というのなら、今、国と住民を守ることにまわせばいいではないですか。

すべての国会議員のみなさん。与野党の垣根をこえて、「国民・住民の身を削った努力に政治が応えよう」との声を上げて下さい。

地方議会の議員のみなさん。自らの属する行政から、この声をあげるべく頑張ってください。「国が出すまでわが町が肩代わりします!」という自治体も出てきて欲しい。政府への有効な突き上げになります。

そして市民のみなさん。友人のみなさん。経済補償を求めた署名を立ち上げたので、協力してください。「つなぐ京都2020有志」の仲間たちと立ち上げました。

https://bit.ly/3ecfFaJ

私たちの税金を、自粛への当然の補償として求めましょう!みんなの命を守るために!

#新型コロナウイルス #安倍首相 #経済補償 #20万円以上の給付を #感染症対策