守田です。(20151121 23:30)
みなさま。11月13日から19日まで台湾を訪問してきました。
旧日本軍性奴隷問題被害者のおばあさん2人を訪問するのがメインの目的でしたが、今回は金門島も訪れて調査や見学をしてこれました。
また18日には台湾島の北岸にある台湾第一原発と第二原発を訪問。地域で反対運動を担っている方たちとお会いできました。
夜には台北で反原発企画に参加し、パネラーの一人として発言してきました。
大変、盛りだくさんな旅でした。おいおいご報告をしていきたいと思います。
一方で世界では僕が台湾に訪れている間に、大変なことが連続して起こりました。
もっともインパクトが強かったのがパリにおける130名近くが殺害された襲撃事件でした。
ISが担ったとされていますが、重軽傷者がたくさんおり、まだ亡くなられる方がおられるかもしれません。
その直後にアフリカのマリでもホテル襲撃があり、27名が殺害されたと言われています。
被害者の多くが宿泊客だと思われるとのこと。アルカイダ系の組織が担ったとされています。
さらにロシアが少し前に起こった旅客機の墜落をISによる爆破と断定し、再びカスピ海より巡行ミサイル18発をシリアのIS支配地域の町に撃ちこみました。
ベルギーでは首都で有力な攻撃情報が入ったとされて、すべての地下鉄が止められ、厳戒態勢が敷かれています。
世界がとどまることを知らぬかのように暴力化をさらにさらに深めています。
なんとしてもこの流れを食い止めたい!
台湾で得てきたすべての肯定的なもの、温かいもの、柔らかいものを力に代えて、このために尽力したいと思います。
さて今宵は目前に迫った23日の企画をはじめ、当面の講演スケジュールをお伝えしておきます。
『原発からの命の守り方』上梓に続いて、原子力災害対策についてお話しする機会が多いです。
これらの講演の場では新著を特価販売します!
まず23日に大津市でお話します。
「滋賀の原子力災害対策について知ろう」というタイトルの企画で、滋賀県と大津市の原子力災害対策の担当者の方も見えられます。
滋賀県と大津市の原子力災害対策のポイントを述べていただいた上で、僕がお話させていただきます。
28日に京都市上京区大宮のカライモブックスさんのカライモ学校でお話します!
『原発からの命の守り方』の出版記念講演です。ここでも同書の特価販売を行います。
さらに12月12日日曜日の午後に、『原発からの命の守り方』の出版記念会が行われます。京都市中京区の新島会館での開催です。
友人たちが「守田敏也さんの出版を祝う仲間たち」という素敵な会を立ち上げてくれました!僕だけでなくたくさんの方に発言していただきます。
この他の企画についてもお伝えします。
カライモ学校でのお話と同じく28日夕刻に「京都の今を考える」という企画でお話します。
来年2月の市長選を見据えた企画で、「京都の今」と題してたくさんの方がリレートークします。僕も「原発と災害から身を守る」というタイトルで発言します。
12月5日には大阪市西成区の西成民主診療所でお話します。「戦争法」についてですが、ここではシリアやパリの事態についての分析もお話します。
毎年この時期に僕を呼んでくださっている「たちばな9条の会」のお招きです。
12月13日に午後には兵庫県三木市でお話します。
「私たちの子どもの健康と安全対策、安心な食べ物の選び方、放射能からの身の守り方」というタイトルです。
以下、詳細をお知らせします。
ぜひお越しください!
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11月23日滋賀県大津市
滋賀の原子力災害対策について知ろう
先ごろ大津市でも原発事故を想定した避難計画案が発表されました。国の原子力災害対策指針で定める30キロ圏を越え、福島県飯館村の例を元に大飯原発から47キロ圏を想定した独自のものです。
これを機に原発立地隣接県の住民として原子力災害についてきちんと学び、地域防災の視点から、また個人でできる備えについて考えたいと思います。
とかく専門的で難しいと思われがちな分野ですが、初歩的な基礎知識からわかりやすく解説していただきます。どうぞこの機会にともに学びましょう。
滋賀県と大津市の原子力災害避難計画について、ジャーナリストの守田敏也氏に解説をしていただきます。
氏は矢ヶ﨑克馬氏とともに岩波ブックレットから『内部被曝』を上梓され、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めておられます。
311以降は特に原発事故問題について積極的に関わっておられます。
日時:2015年11月23日(月・祝)13:30~16:30
場所:明日都浜大津5F・ふれあいプラザ大会議室
参加費:800円(資料代含む)<高校生以下無料>
お申込み:当イベントページにて参加ボタンをクリックいただくか、下記メールアドレスへお名前、連絡先、参加人数をお知らせください。
※お子様連れでの参加をご検討の方は、当イベントページまたは下記メールアドレスへお知らせください。
「11.23滋賀の原子力災害対策について知る会」
https://www.facebook.com/1123taisaku
連絡先:1123shigahinan@gmail.com
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11月28日京都市
カライモ学校「守田敏也さん『原発からの命の守り方』出版記念講演会」のお誘い
2011年、2012年と放射能汚染や震災がれきについてカライモ学校で話していただだいた守田敏也さんが、『内部被曝』(矢ヶ崎克馬氏との共著、岩波ブックレット)に続いて新著『原発からの命の守り方』を上梓されました。
今回はその出版を記念し、カライモ学校でお話しいただきます。
3.11から4年半経ちましたがいまだ事故は収束しません。福島第一原発の現状、原発再稼働問題、毎日の食の問題など、疑問に思うこと知りたいことへのご質問にも答えていただきます。
当日は『原発からの命の守り方』を特別価格(格安です!)で販売いたします。また『内部被曝』も販売いたします。
第31回カライモ学校「守田敏也さん『原発からの命の守り方』出版記念講演会」
11月28日(土)13時~15時
参加費1000円
講師 守田敏也さん
人数把握のため、できるだけご予約をお願いいたします。
075-203-1845/karaimobooks@gmail.com(カライモブックス)
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11月28日京都市
★京都の今を考える-来年2月は市長選挙!-
日々暮らしている京都で、今困っていること、心配なこと。
じっと黙ってあきらめるのは、もうやめたい。
暮らしと地方政治、そして国の政治はまっすぐつながっています。
私たち、そのことに気がつきました。もう参院選まで待てません!
選挙の話って、未来につながる暮らしの話。
ここでがんばらないと戦争だって始まってしまうかも!!
まずは知りあうことから、そして問題を共有することから始めませんか?
身近な現場で動いている人たちの話を聞き、明日の京都と自分の暮らしを考えましょう。
★リレートーク・・それぞれの現場から発言者多数
★わかちあい、意見交換
日時:11月28日(土)午後6時半~
場所:同志社大学 志高館 SK110
参加費:無料(会場カンパをお願いします)
主催:「京都の今を考える」実行委員会
連絡先:090-5241-5540(中津)
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12月5日大阪市西成区
戦争法について
講師 守田敏也
12月5日午後6時から8時
場所 西成民主診療所
〒557-0034 大阪府大阪市西成区松2丁目1−7
主催 たちばな9条の会
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12月12日京都市
守田敏也さん「原発からの命の守り方」(海象社)出版を祝う会
守田敏也さんは、2011年の東日本大震災と福島原発事故の直後から、ブログ「明日に向けて」(http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011)にて、原発事故や放射能の情報を発信し続けてきました。
被災地や日本各地に避難した方々を訪ね、励まし、人と人の関係をつなげながら、その活動はトルコ、台湾、ドイツにもおよび、放射能による被曝からの身の守り方、各地の実践に根ざした原子力災害対策のパイオニアとして奔走されています。
10月末に出版された『原発からの命の守り方』(海象社)には4年半の活動の成果と、「原発」からだけでなくさまざまな災害から命を守るための具体的な知恵がどっさり盛り込まれています。
守田さんがつないできた多くの人たちが集い、この大切な一冊の出版を祝う場を持ちたいと思います。守田さんには、台湾訪問などの最新情報を加え、渾身の記念講演をお願いしています。
明日に向けて、師走の午後にみんなで出会い楽しみましょう。お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。
日時:12月12日(土)午後2時~4時頃
場所:新島会館 別館 京都市上京区寺町丸太町上がる
http://www.doshisha-alumni.gr.jp/access/access.html
会費:1000円(おやつ付)
主催:守田敏也さんの出版を祝う仲間たち
連絡先:090-3704-3640(蒔田)
https://www.facebook.com/events/178060139201488/
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12月13日兵庫県三木市
すべての子どもが大切にされる社会の実現のために私たちに出来ること
私たちの子どもの健康と安全対策、安心な食べ物の選び方、放射能からの身の守り方
守田 敏也 講演会
日時12月13日(日)13:30~15:30(受付開始 13:15)
場所 三木市立教育センター4F大研修室
主 催 三木市人権教育団体ELLみき
後 援 三木市
- 投稿タグ
- 原爆と原発, 原発再稼働, 原発災害避難, 反原発・脱原発・原発ゼロ, 国際放射線防護委員会(ICRP), 安定ヨウ素剤, 洪水・水害・土砂災害, 福島原発, 篠山市