守田です(20240609 21:30)

● オンライン署名にご協力を

本日9日午前10時より「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」の被爆二世・三世への適用を求めるオンライン署名が始まりました。
立ち上げたのは被爆二世・三世全国連絡会です。(代表世話人 森川聖詩)
僕もこの連絡会に参加している京都「被爆二世・三世の会」の一員として、積極的にこれを推し進めています。

ぜひ以下のURLにアクセスして署名にご協力下さい。また拡散にもお力を貸して下さい。
https://chng.it/H4rLfzrCmG

オンライン署名は開始されてから24時間以内の署名数によって、その後の取り上げ方の大小が決まるそうです。
明日10日(月)午前10時までにできるだけ署名をのばし、多くの方に注目して頂きたいので、ぜひご協力を頂きたいのです。よろしくお願いします。

紙媒体でも署名を行っています。こちらにもご協力下さい。なおオンラインと紙媒体とタブって署名してかまいません。
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/e1763c70de7f8fdf77a56eb57366e4da.pdf
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/6eee813898e34e78a36e16b16161a5ef.pdf

● 被爆二世・三世にさまざま被害が起きている

被爆二世・三世にどのようなことが起こっているのか。
僕は京都「被爆二世・三世の会」の仲間と共に、この点の調査を行い、この春に調査報告書をリリースしました。

以下をご覧いただけるとリアルなことが分かります。
『被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書』
無料ダウンロード申し込みフォーム
https://forms.gle/zLtiUZcAtKNB9nwNA

署名に取り上げられた二世の声もご紹介します。

「子どもの頃から何か病気を発症するとこじらせてばかり。風邪をひくと咳だけが2~3か月も残ったり気管支炎や副鼻腔炎を併発したりする。40代後半頃からは以前よりもさらに風邪をひきやすくなり、季節を問わず、1年のうち8~9か月もの間、次々と風邪をひくようになった」(60代・男性、神奈川県)
「私には本当は兄がいた(姉がいた、弟、妹がいた)。でも生まれてすぐに、あるいは生まれるまでもなく、この世の光を受けることなく亡くなった」

この報告書、有料の冊子版も申し込み頂けます。
https://forms.gle/XPEV3QyYSoKubRdT8

これらの声も一緒に広げて頂けると嬉しいです。

● 三田医師講演会にもご注目を

京都「被爆二世・三世の会」では今年5月の年次総会に、岡山の三田茂医師をお招きしてお話していただきました。
そこで三田医師は、原爆被爆者と被爆二世・三世に起きていることと、福島原発事故の被爆者=『新ヒバクシャ』に起きていることが、大変似ているこという驚きの事実を明らかにされました。

すでに何度か取り上げてきましたが、この講演のアーカイブもお知らせします。
三田茂医師講演 「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性、共通性ー被爆・被曝の新しい理解・病悩の解決の可能性

三田さん、途中から私たちの報告書を片手に解説して下さいました。さらに三田さんは、その治癒の可能性にも力強く言及して下さっています。
ここから分かることは、この報告書は被爆二世・三世に起こっていることだけでなく、福島原発による被曝によって起きていることも網羅しているということです。

さらに三田さんは、似た症状が、農薬の被害や様々なケミカルによる化学物質敏感症、あるいは電磁波障害などでも起きていることにも触れられています。
その点で、病院にいっても解明してもらえない、様々な症状で苦しんでいる方、またそうした方を身近に知っている方に、ぜひ私たちの報告書をご覧になり、三田医師の治療に注目して頂きたいです。

三田講演動画お知らせ

● 全ての人の人権の向上のために、署名にご協力下さい!

これらに着目した時、今回の「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」の被爆二世・三世への適用を求める署名が、多くの方の人権の向上に、直結しているものであることも見えてくると思います。
なぜなら、被爆被害は私たちすべてが受けてしまっているからです。アメリカと旧ソ連だけでも400回以上も大気圏内で核実験を強行してきており、世界中が被爆・被曝させられ続けています。

またやはり米ソ(ロ)を中心とした核兵器工場や、各地の原発の深刻な事故により、さらにたくさんの放射能が撒き散らかされています。核廃棄物のずさんな投棄もしばしば行われ、何度も核汚染がもたらされ続けています。
その一つ一つが深刻ですが、そうした事態にストップをかけ、これ以上の核汚染を食い止めていくためにも、核被害への補償を少しでも拡大していくことに大きな位置があります。

そのためにも「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」の被爆二世・三世への適用を実現したい。
それがより広範な核の被害への補償にもつながっていくからです。みなさま。ぜひ力をお貸しください。

https://chng.it/H4rLfzrCmG

守田講演スライドより

#被爆二世 #原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律 #被爆二世三世への適用を #被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書 #京都被爆二世三世の会 #被爆二世三世全国連絡会 #新ヒバクシャ #能力減退症 #化学物質敏感症 #電磁波障害