守田です。(20151109 23:30)

『原発からの命の守り方』上梓に続いて、各地で原子力災害対策についてお話します。
なおこれらの講演の場では新著を特価販売します!

まずは台湾の台北で11月18日にお話します。
企画のアドレスを貼り付けておきます。ぜひ台湾のご友人にお知らせください!

https://gcaa.neticrm.tw/civicrm/event/info?reset=1&id=64
https://www.facebook.com/%E6%BC%94%E7%BF%92-461412837327417/?fref=ts

帰国後の23日に大津市でお話します。
「滋賀の原子力災害対策について知ろう」というタイトルの企画で、滋賀県と大津市の原子力災害対策の担当者の方も見えられます。
滋賀県と大津市の原子力災害対策のポイントを述べていただいた上で、僕がお話させていただきます。
貴重な場になると思うのでぜひお越し下さい。

28日に京都市上京区大宮のカライモブックスさんのカライモ学校でお話します!
『原発からの命の守り方』の出版記念講演です。
同書の特価販売もします。

なお12月5日土曜日に大阪市西成区の参学寺さんでもお話します。夕方からです。
さらに12月12日日曜日の午後に、『原発からの命の守り方』の出版記念会が行われます。京都市中京区の新島会館での開催です。
これらについては詳細が決まり次第、お知らせします。

以下、それぞれの企画の詳細をお知らせします。

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11.23 滋賀県大津市

滋賀の原子力災害対策について知ろう

先ごろ大津市でも原発事故を想定した避難計画案が発表されました。国の原子力災害対策指針で定める30キロ圏を越え、福島県飯館村の例を元に大飯原発から47キロ圏を想定した独自のものです。
これを機に原発立地隣接県の住民として原子力災害についてきちんと学び、地域防災の視点から、また個人でできる備えについて考えたいと思います。
とかく専門的で難しいと思われがちな分野ですが、初歩的な基礎知識からわかりやすく解説していただきます。どうぞこの機会にともに学びましょう。

滋賀県と大津市の原子力災害避難計画について、ジャーナリストの守田敏也氏に解説をしていただきます。
氏は矢ヶ﨑克馬氏とともに岩波ブックレットから『内部被曝』を上梓され、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めておられます。
311以降は特に原発事故問題について積極的に関わっておられます。

日時:2015年11月23日(月・祝)13:30~16:30
場所:明日都浜大津5F・ふれあいプラザ大会議室
参加費:800円(資料代含む)<高校生以下無料>

お申込み:当イベントページにて参加ボタンをクリックいただくか、下記メールアドレスへお名前、連絡先、参加人数をお知らせください。
※お子様連れでの参加をご検討の方は、当イベントページまたは下記メールアドレスへお知らせください。

「11.23滋賀の原子力災害対策について知る会」
https://www.facebook.com/1123taisaku
連絡先:1123shigahinan@gmail.com

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11月28日京都市

カライモ学校「守田敏也さん『原発からの命の守り方』出版記念講演会」のお誘い

2011年、2012年と放射能汚染や震災がれきについてカライモ学校で話していただだいた守田敏也さんが、『内部被曝』(矢ヶ崎克馬氏との共著、岩波ブックレット)に続いて新著『原発からの命の守り方』を上梓されました。
今回はその出版を記念し、カライモ学校でお話しいただきます。
3.11から4年半経ちましたがいまだ事故は収束しません。福島第一原発の現状、原発再稼働問題、毎日の食の問題など、疑問に思うこと知りたいことへのご質問にも答えていただきます。
当日は『原発からの命の守り方』を特別価格(格安です!)で販売いたします。また『内部被曝』も販売いたします。

以下、『原発からの命の守り方』のご案内です。
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/1a5a10e6a5b66b039fc6bdd2ba7d4a7b

「『原発からの命の守り方』と題した本書は、原発事故の際の身の守り方と、福島原発事故(以下、福島第一原発事故と同義)で、すでに放出されてしまった放射能からの身の守り方について考察した本です。
福島原発事故から2015年9月11日で4年半が経ちましたが、事故はいまだに収束していません。原子炉格納容器が壊れていて高濃度の汚染水が漏れ出していますが、内部は放射線値が高すぎて詳細が分からず、修復ができない状態です。
もちろん、事故の詳しい進展状況も分かっていません。にもかかわらず、政府は川内原発の再稼働を強行し、さらに停止中の原発の再稼働を進めようとしています。恐ろしい軽挙です。

この動きに対して、2014年5月に福井地方裁判所が、大飯原発3号機と4号機の運転を禁ずる判決を下しました。この判決においては「人格権」という言葉が使われました。
人格権は「生命や身体、自由や名誉など個人が生活を営むなかで、他者から保護されなければならない権利」と規定されるもので、憲法13条と25条に根拠を持つものです。
福井裁判所は、原発事故が起きたときの被害が、原発から半径250キロメートルに及ぶと断定し、その中に住まう原告166人の人格権の保護のために、原発の運転差し止めを命じる判決を下したのです。

本書もまた、福井地方裁判所が示した人格権を、いかに守るのかという観点に立ちつつ、「原発事故が起こったときにどうするのか」「福島原発から飛び出した放射能に、いかに対応するのか」を検討しました。
この先、万が一、原発事故に遭遇したときを考えて、あらかじめ知っておくべきことを網羅しておくとともに、すでに福島原発から飛び出してしまった放射能による被曝からの身の守り方について述べました。」(本書p12より)

第31回カライモ学校「守田敏也さん『原発からの命の守り方』出版記念講演会」
11月28日(土)13時~15時
参加費1000円
講師 守田敏也さん

同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めている。
ブログ「明日に向けて」(http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011)にて、原発事故や放射能汚染に関する情報発信を続けている。著書に『内部被曝』(矢ヶ崎克馬氏との共著、岩波ブックレット)、最新刊に『原発からの命の守り方』(海象社)。

人数把握のため、できるだけご予約をお願いいたします。
075-203-1845/karaimobooks@gmail.com(カライモブックス)

KARAIMO BOOKS カライモブックス
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