守田です(20240625 22:30)

● 原発と憲法の関係を論じたショート動画をご覧下さい

2024年6月2日に行った長岡京市での講演から、NHKの朝ドラ『虎に翼』に触れて「原発は憲法違反だ」と論じた部分を切り出しました。
字幕付きショート動画です。ご覧下さい。

原発は過酷事故を起こせば日本の半分を壊滅させてしまいます。そんな恐怖に満ちたものを動かし続けるのは憲法違反なのです。
それを流行りの連ドラのシーンに重ねて語りました。そのために戦後直後に文部省が発行した『あたらしい憲法のはなし』も紹介しました。

● 全編のタイトルは『原発と晩ごはん 能登大地震から見えた原発の危険性~大地震が迫ってきている~』。こちらもご覧下さい。

能登半島地震はいろいろな意味で、原発の危険性を浮き彫りにしました。
一つに日本列島は何十年から何百年という割と短い周期で発生する海溝型地震の巣の上に乗っていてとても危険だということ。海溝型地震と連動している「ひずみ集中帯地震」も多発しています。
二つににもかかわらず、原発の耐震性が驚くほど低いこと。地震の揺れるの尺度である「ガル数」で言うと、実際の地震で4桁の地震が起こっているのに、原発は一桁低い3桁の耐震性しか持ってない。もはや論外なのです。
三つにこれに加えて、多くの原発が地震のことがあまりに分かってない時に建てられてしまったこと。これを象徴するのが能登半島地震の震源地直近に珠洲原発が建てられようとしていたことです。さらに福井原発銀座の原発は、珠洲の計画の前に建てられてしまった。めちゃくちゃに危ないです。

講演の中でこの点を分かりやすく述べました。
ぜひご覧になり、原発一基で日本の半分が壊滅しうることをつかみ、内政の最優先課題である原発を止める運動の盛り上げに活用して下さい。

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