守田です(20240506 18:00)

● 『原発からの命の守り方2024』をリリースしました!

かねてから予告していた表題のパンフレットをようやく仕上げることができました。リリースしましたのでお申し込み下さい。なおB5版40ページです。
今回も無料ダウンロードと、有料冊子版(1冊500円 送料一律200円)の双方で配信します。無料ダウンロード設定するのは、経済的な余裕のない方にも手にしやすいようにするため。
ただし作成にかなりの労力をかけているので、可能な方はダウンロードの際にもカンパもお願いできるとありがたいです。冊子版も周りの方にもお披露目ください。

原発からの命の守り方2024
ダウンロードフォーム
https://forms.gle/k6EY83VWM3gAdT3U6
冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/T8EeCkJP4d1wW6Eb9

なお郵送は13日以降になります。

● 原発と地震の問題、チェルノブイリ、福島、広島、長崎、そしてニューメキシコのつながりなどについて論じました

今回の冊子の目次を示しておきます

1 能登半島地震・珠洲原発・志賀原発を問う
2 福島原発事故とは何だったのか           
3 福島原発事故について、あらたに見えてきたこと
4 福島原発事故以降、私たちはたくさんの原発を止めてきた  
5 原発推進策は愚かで展望がなくて危険なだけ  
6 チェルノブイリ原発事故は終わっていない
7 福島と広島、長崎は結びついている  
8 被爆二世・三世と新ヒバクシャのつながりを問う
9 原子力災害対策を進めよう
10 みんなで原発を止めて核なき未来をたぐり寄せよう

この中で3章は、「明日に向けて」で連載した『福島第一原発事故の「真実」』の読み解きとなっていて一番長いです。
掲載にあたり、より分かりやすくコンパクトにまとめることを心がけましたが、それでも少し読みにくいかも。
もし難しければ、ここは飛ばしていただいても良いです。

ともあれ、ぜひお取り寄せ下さい!

犠牲になった家族の写真をはりだした地元の女性とともに 2019年

● 原発を止めるために必要なことを書きました

パンフレット作成にあたって、原発を止めるために何が必要か、以下のように考えました。

1、原発に展望がないことをしっかりと見極めること。
2、民衆に力があることをもっと強く自覚すること。
3、被曝の事実ともっと深く向き合う

原発に展望がないのは、あまりの危険性を技術的に克服できないことが一番の要因です。「次世代革新炉」建設が叫ばれていますが、そんなもの、今の炉が危ないことの証左でしかありません。
しかもそれも絵にかいた餅ばかり。そもそも核燃料サイクルだって行き詰まり、もんじゅも終わってしまっています。それどころか最近はMOX燃料すら作れなくなってしまっている。
にもかかわらず、原子力マフィアは既得権を守り核兵器体系を温存するためにのみ、無理に老朽原発を稼働させようとしていますが必ず破たんします。その破たんが大事故につながる前に原発を止めるため、この点ををもっと大きく宣伝しましょう。

二つ目に私たち民衆に力があることの自覚をもっと広めましょう。
福島原発事故後、私たちは21基の原発を廃炉に追い込み、輸出も一つもさせませんでした。もんじゅも終わられた。核燃料サイクルはもはや風前の灯火です。
珠洲原発も民衆が作らせなかったのだし、志賀原発だって私たちが止めさせていた。だから地震が深刻な原子力災害に連なることはなかった。この民衆の力の自覚をもっと広げたいです。

三つ目に、しかしこの力をより強固にするためには、被曝の事実ともっと向き合うことです。
ちょうどいま、仲間たちと『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』をリリースしたばかりですが、これも被曝ともっと向き合うことを目的にしています。

こちらは以下からお申し込みを
ダウンロード申し込みフォーム
https://forms.gle/UdeTXoGjschrT7cN9
冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/24hHZXjvKUbhfTzf9

さらにそれを福島原発事故で被災した『新ヒバクシャ』を診てきた三田茂医師に5月12日に読み解いていただきますが、この内容もパンフに入れています。

5月12日の企画もご参加下さい。
申し込みフォーム
https://forms.gle/6sN6kL1e2muc3vKh7
facebookイベントページ
https://fb.me/e/yOvxRUPLD

以上、こんな観点でパンフレットを編みました。
脱原発運動の展望とつかみ取り、気持ちを盛り上げていただけると思います。ぜひゲットして広げて下さい!

#原発からの命の守り方 #能登半島地震 #珠洲原発 #志賀原発 #福島原発 #チェルノブイリ原発 #広島原爆 #長崎原爆 #三田茂 #京都被爆二世三世の会