守田です(20210718 21:00)
● 原告団のこの声に耳を傾けてください!
7月14日に高裁で画期的な勝訴判決が出された黒い雨裁判、広島市と広島県、国が上告をするのかのかどうかが焦点になっています。
上告期限は7月28日。ただち上告断念を求める声を高める必要があります。すでに原告団が7月15日に広島市と広島県に要請行動を行い、16日に上京して国にも上告断念を求めています。
なんとしてもこの声に応えましょう。そのために14日の判決後の報告集会のエンディングの動画をご紹介します。
原告の方たちが会場の前に出て勢ぞろいし、原告団事務局次長の高東征二さん(80)の声明のあとにみんなで「がんばろう」をされました。弁護団や矢ヶ崎克馬さんも一緒です。ぜひご覧下さい。
原告団のアピールと”頑張ろう”
● この一年はとても長かった(原告団アピール文字起こし)
この一年はとても長かった。
一審に続き、控訴審でも、黒い雨被爆者を被爆者援護法の「被爆者」と認める判決が出されました。
広島市、広島県はこの判決を受け入れ、上告せずに、私たち原告にただちに被爆者健康手帳を交付してください。
そして国も判決を受け入れて、これまでの被爆者行政のあり方を根本的に見直し、すべての黒い雨被爆者を「被爆者」として救済してください。
子どもや孫のために、どうしても生きて、生きて内部被曝を認めさせ、次の世代に命かけて闘ったと、胸を張って言おうではありませんか。
最後に「頑張ろう」をやりましょう。
長生きして黒い雨を見届けるぞ。
頑張ろう。
頑張ろう。
頑張ろう。
原告団が会場の前に出て弁護団と共に「頑張ろう」と声を上げた
● 上告の期限は7月28日。原告団に応え「上告断念するな」の声の集中を。署名と拡散にご協力を!
原告の方たちは高齢です。もともとの原告88名のうちすでに18名が亡くなられています。
(死亡した4名が裁判を取り下げたため現在原告は84名でうち14名が亡くなられ、家族が裁判を継承している。一審判決から高裁判決の間にも2名が亡くなられたそうです。)
原告の平均年齢は84歳弱。もう一刻の猶予もありません。それに被爆から76年も待たせてきたのだから一刻の間もおくことなく被爆者健康手帳を交付すべきです。
このことを求める署名運動が起ちあがりました!ぜひご協力ください。
広島市長・広島県知事及び厚生労働大臣は、 広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないでください
http://chng.it/fPyYRCQr
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原告団が会場の前に出て弁護団と共に「頑張ろう」と声を上げた