守田です(20230613 11:00)

●『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を読む会、6月14日(水)午後6時から、25日(日)午前10時から開催します!

みなさま。岸田政権が愚かで危険な原発推進策を推し進めています。このままでは過酷事故の発生必至。でも同時に原発は終わったコンテンツ=オワコンなので、破たんも必至です。
すでに頻発している事故や不祥事の一つ一つを捕まえ、きちんと暴露してこの流れを押し戻しましょう。

同時に注目しなくてはならないのは、核体系の生き残りを狙っている人々が、放射能の危険性をこれまで以上に小さく描こうとしていること。だからいま被曝の危険性と向き合うことがとても大事なのです
そのため『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を読む会3回目を行います。明日14日(水)午後6時からと25日(日)午前10時から。ぜひお申し込み下さい!
https://forms.gle/iR83VWwoXTQx3mfV7

● 被曝被害を小さく見せるテクニックを解き明かします

第3回は「第2章 原子力発電所の事故と復興のあゆみ」以降を扱います。ここは『放射線副読本』のコアな部分。はじめて福島原発事故のことが書かれ、被曝被害がとても小さく描かれている。
ここに使用されている図表、グラフなどを丁寧に読み解いて、そのテクニックを暴きます。

「読み解きBOOK」は以下からダウンロードできます。製本版のお申し込み先も示しておきます。
https://nyoki2pj.com/lp/info_yomitokibook/
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdKXBwKnFYkIvDdfEs3q9NhrFwqVxDe3BwNDeepaNaxylfXVA/viewform


●「風評被害」「いじめ」という言葉で大切なことがごまかさていることを読み解きます!

さらに「風評被害や差別、いじめ」というタイトルのもと、「意地の悪い子が避難者をいじめている」かのように描いている点を読み解きます。
もちろんいじめなんて良いわけがない。でも誰もが当然だと思うそのことを使って、本当の被害から焦点をずらしていくテクニックが使われているので、これを読み解きます。

参加料は1回1000円ですが、3500円で前2回の読み会の録画をお送りし、あと2回もご参加できます。全5回参加がお勧め。すでに第3回に申し込まれた方、全5回申し込みの方は今回は無料です!
https://forms.gle/iR83VWwoXTQx3mfV7

今回扱う『放射線副読本』に使われている「いじめ」の話、これをどう捉えたら良いのか話し合います

● ICRPが東京に乗り込んでくる

今回、強調したいのは国際放射線防護委員会(ICRP)が11月に東京に乗り込んできてシンポジウムを開こうとしていること。6日から9日までのスケジュールです。
ICRPは非政府組織ながら、放射線防護の世界基準を打ち出してきた組織です。でもその元データは広島・長崎でのアメリカ軍が主導した被爆者調査によるもの。内部被曝を無視するなどして被害を小さく小さくカウントしてきたのです。

アメリカは旧ソ連などとともに、そのもとでたくさんの核実験を行って世界中の人々を被曝させてきました。核兵器製造工場での深刻な事故や核廃棄物の極めてずさんな投棄なども含めて、世界中で核による殺人すらおかしてきました。
その行為を黙認しながら「放射能の被害はこんなに小さい」と言い続けてきたICRPの東京シンポジウム開催を前に、できるだけあちこちで『放射線副読本』の読み解きを行いたいです。


みなさん。ぜひご参加下さい。また『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を広めて下さい。みなさんのご参加をお待ちしています。

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