守田です(20220413 23:30)

● 子どもたち、お母さんたちをサポートしたい

京都府知事選の最終日、土曜日午後8時のファイナルスピーチのあと、僕は滋賀県近江八幡市に向かいました。市議補選を応援するためです。
挑戦しているのは、にしむらしずえさん。関西無所属ネットワークの立ちあげメンバーです。にょきにょきプロジェクトで『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を作ってきた仲間でもあります。

にしむらさんは、3年前も市議選に立候補しましたが、惜しくも次点となり当選できませんでした。それがとても悔しいとしずえさん。
彼女は10年間、「ひとつぶてんとう園」というフリースクールを主宰してきました。その中でたくさんの不登校の子どもたち、子育てで苦しんでいるお母さんたちと出会って来ました。

にしむらさんはその子どもたち、お母さんたちを救うために、行政がどんな仕組みを作ればいいかが見えていると言います。
でも議員になれなかった。その後、行政と相談を重ねて可能性を広げてきたけれど、やはり議員となって、もっとぐっと有効な政策を進めたいというのです。

そんな、にしむらさんの、街灯でスポットスピーチ6本を収録した動画をご紹介します。
この時は「関西無所属ネットワーク」のお仲間の、井﨑敦子さん(京都市・草の根プロジェクト)、吉高ゆかこさん(京田辺市議)が一緒でした。撮影は守田が行いました。

● 義務教育の意味が誤解されている

にしむらさんが述べているのはこんなことです。そもそもこの国で、子どもの教育は義務とされています。しかしそれを「子どもが教育を受ける義務」「親が教育を受けさせる義務」と誤解してしまっている人が多い。
そうではない。子どもが自ら学びたいように学び、自由に成長していくために、きちんと手助けすることを、国や行政の「義務」とうたっているのが「義務教育」の意味なのです。

そのためには子どもの気持ち、意志が尊重されなくてはならない。またそのために親たちに余裕と自信を持たしてあげなくてはいけない。
ところが小さい頃の健診の時から、お母さんたちは「この子は◯◯が足りないです」などと言われ、「ああ、自分の子育てはダメなんだ」と自信を失ってしまう。そうして苦しくなると「手を放してしまう」のだとにしむらさんは言います。

「そうではない。子どもたちは大丈夫なんだ」としずえさん。子どもを尊重し、子どもを信頼し、自分も自信を持って子どもを支えていけばいい。
そのために具体的にどういう仕組みを作ればいいのか。それがフリースクールの経験などから自分は良く分かる。だから、にしむらしずえを議会に送りこんで欲しい。行政の力をもっと活用して子どもたち、お母さんたちを支援したいと言うのです。

● 各地から無所属ネットワークの仲間が参加、街頭から熱い声援も

この、にしむらさんの選挙、各地から仲間が駆けつけてきています。初日の10日日曜日は兵庫県赤穂市の市議の荒木友貴さん、新宿区議選にチャレンジされた早乙女智子さん、そして地元新社会党の沢井さんが参加されていました。
お仲間たちのアピールも収録した近江八幡駅頭でのアピールの様子を動画でご紹介します。

街宣の様子をお見せするために、街宣車の中からの撮影も行いました。しずえさん、手を振って下さる方がいると車から飛び出して駆けていきます。元気です!
そんな中で、「おう。あんたか!もうなあ、期日前投票であんたに入れてきたで」などと言って下さる高齢者の方も。街頭で何度も熱い声援が届けられました。

しかし今回の補選、2議席に4人が立候補しています。うち2人は自民党と共産党。どちらもしっかりとした組織票をお持ちで、大きな組織のバックアップを受けていない、にしむらしずえさんにはとても厳しい選挙です。
だからこそ、多くのみなさんの力が必要です。ぜひ応援して下さい。とくに近江八幡市民に知り合いのおられる方、ぜひ、にしむらしずえさんをご紹介ください。
よろしくお願いします!

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