守田です(20220411 23:30)
● かじかわさんを勝たすことができずに申し訳ありません!
京都府知事選、残念ながら私たちは、かじかわ憲さんを勝たせてあげることができませんでした。ごめんなさい!
票差もダブルスコアに開いてしまいました。50万5651票対25万1261票でした。無念です。悔しいです。
支援してくださったみなさま。どうもありがとうございました。かじかわさん、立候補して下さってありがとうございました。
同時にみなさま、大変、申し訳ありませんでした。私たち選挙スタッフの力不足でした。心よりお詫び申し上げます。
4月10日に開票速報でお相手の西脇候補に当選確実が出た後に、梶川さんが合同の記者会見に応じました。動画をご覧下さい。
● この選挙で良かったこと
僕は、今回の選挙、わが候補は素晴らしかったと思います。選挙中、一緒に府内のあちこちに行って、どれほどかじかわさんが京都の現状を知り抜いており、かつ京都府民への深い愛を持っているかをびりびりと感じました。
また時代が再度、労働組合の大切さに光を当てだしており、その労働組合の連合体である総評の議長さんに登場していただいたことも、極めてタイムリーだったと思います。
またこの選挙は、「つなぐ京都」での選挙の取り組みのこれまでの重なりの中で実現できたものでした。今回の選挙過程でも「つなぐ京都」の連帯をさらに深めることができました。
その点では私たちの歩み方に、良いものがたくさんありました。その点に自信と誇りを持ち、継承してさらに前に進みたいです。
● 私たちに何が欠けていたのか
しかし私たちは、かじかわさんを先頭とした私たちの取り組みの魅力を、十分に伝えきれませんでした。とくに今回、僕は労働組合の魅力を十二分に出しきれなかったと思っています。
例えば災害救助での総評など労働組合の大活躍、その陣頭指揮をとってきたかじかわさんの取り組みなど、もっとアピールできる題材、組合の魅力がたくさんあったのに活かしきれませんでした。このための知恵と努力が足りませんでした。
そのことと相まって、伝えようとした相手も狭くなっていた。もっと広い層に言葉を届けるため、もっとたくさんの手を打つ必要があった。とくにいまは自公を支持している方や、選挙に全く関心を持てない層に、もっと響く何かを見つけなければでした。
政策やチラシで、細かい項目を上げ過ぎた面もあったかと思います。それでは当事者以外には関係のないことにもなりがち。もっと大きく、誰にとってもの共通政策を、分かりやすくシンプルに押し出すことが問われていたと思います。
● 投票率の低さを主体的に捉える
そもそも選挙に6割もの人が行っていません。ただし投票は権利であって義務ではありませんから、僕は選挙に行かないことや、行かなかった方が悪いとはまったく思っていません。
むしろこの6割の方たち、投票する意義を感じなかった人々に、肉薄しようとするこちらの努力が足りていなかったと思うのです。
またその努力のためには、もっと時間をかける必要があったし、その点では候補者をなかなか擁立できなかったことも、勝利できなかった大きな要因の一つでした。
その点でも僕は自分の責任が大きいと思っています。反省すべき点が山ほどあります。
● 敗北から学んで次の飛躍へと結び付けたい
ともあれ、この痛苦な反省の中から、一つ一つ教訓を掘りだし、力に変え、次こそは勝利に至る道を作りだしてみせようと強く決意しています。まだおぼろげながら課題は見えてきています。
勝敗には時の運もありますから「絶対勝つ」とは公言できませんが、しかし2年後の京都市長選、4年後の京都府知事選に必ず今回の教訓を生かしきります。
そうすればかなりの可能性を広げられるとも直感しています。なぜそう思えるのかというと、今回もいろいろなひらめきと、きらめきをつかむこともできたからです。
つなぐ京都のみんなで、そしてまた可能であればこれを読んでいるあなたと、教訓の中からつかんだ知恵を大事に育てあげ、次こそ勝利へと結び付けたい。
● 「ステレス作戦」を越えるために
この私たちの限界ー敗因を踏まえた上でですが、やはりお相手陣営の、選挙を目立たせず、何も争点にしないために一切の主張を控える「ステレス作戦」はあまりにもひどすぎました。
これでは民主主義とは言えない。選挙における表現の自由を著しく縛っている悪法、公職選挙法の問題も含めて、大きな問題でした。
しかしある意味、その矛盾は選挙以前から分かっていたこと。次回までに、これをどうひっくり返すのかの知恵を作り上げます。もっとたくさんの幅広い方に届く言葉を持つことがカギになる。それで「ステレス」作戦を大きく越えたいと思います。
みなさま。無念の敗北を越えて、さらに頑張ります!よろしくお願いします。
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