守田です(20220130 12:00)
● いまこそ原発反対の声を大きく
1月22日に大阪の天満で「老朽原発うごかすな!実行委員会」が行われました。リアルとzoomで55人ぐらいが参加。
5月29日(日)午後、大阪で関西+福井から集う大集会を行うことが決まりました。
タイトルは「原発のない明日を~老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか」です。
関西と福井のみなさん。近郊のみなさん。ぜひ5月29日に一緒に集まりましょう。
● 昨秋衆院選で原発が争点にならなかったことを越えよう
会議では冒頭に小浜の中嶌哲演さんが主催者挨拶。昨秋衆院選で多くの人が反対しているのに原発が争点にならなかったことを踏まえ、参院選前に大きな集会を!と発話。さらに三つの提案をされました。
一つ「一食断食→フクシマ被災者の救援カンパを」と提案。「11年目に入ったフクシマ」への物心両面の連帯として断食一食分のお金を共通口座に集め、フクシマに送ります。
二つ「関西電力から小口電力消費者は大挙して離脱を」と提案。関西電力への抵抗です。
三つ「市民・議員立法として原発ゼロ法案の再提出運動を」と提案。参院選での争点化もにらんでです。
哲演さんの熱く優しい思いがダイレクトに伝わってきて、胸を熱くしました。
続いて木原壯林さんが基調的な報告を行われ、討論が始まりました。この点は「脱原発市民ウオークinしが近江八幡2021 沢井清さん」のFacebookへの投稿から引用させていただきます。
「前回実行委員会報告と、この間の取組行動、さらに、エネルギー基本計画で原発を重要ベースロード電源と位置付け、内閣も原発推進派で統一した、との情勢の報告をされた後、情勢認識の討論に入った。」
● 原子力マフィアの動きにご注目をと発言
いろいろな意見が出ましたが、僕からは原子力マフィアの動きへの注意などを呼びかけました。
「副読本」を書いた高村昇氏が「放射線災害復興学」を立ち上げるなど、次の核事故が想定され、放射能安全論が振りまかれている。原発での「不祥事」の頻発にも、電力会社が過酷事故など防げないと考えていることがのぞかれている。
そんな中で総選挙では連合の画策によって脱原発共闘潰しが狙われた。次に事故が起こった時に、この共闘が大きな脅威だからだ。ただしあからさまに原発には触れず、異例の会長人事のもと、理不尽な共産党攻撃を行って圧力をかけた。
これらへの対抗として被曝の危険性を訴えることが大事。黒い雨訴訟の意義とも結びつき、「危険な放射能をばら撒く原発は反対」と再び強調しよう。
また大電力消費地の大阪の人々に若狭への矛盾の押し付けを変えることを訴えよう。企画で福島イノベーションコースト構想許さないという点も盛り込もう。
などなど語りました。終了後に僕のところにわざわざ寄って下さった方々が大変喜んで下さり、読み解き会へ参加するとおっしゃって下さった方もいました。
yomitokkiradiation@gmail.com FAX 077-522-6359
● さらに活発な論議を
この実行委、参加されたみなさんが、実に活発にいろいろと発言されて、とても面白く、楽しかったです。
実は実行委には哲演さんが誘ってくださったのですが、その哲演さんと帰りに最寄りの駅までご一緒した時に「今日は大成功でしたね!」ととても喜んでおられました。なんだか僕まで嬉しくなりました。
次回の実行委員会は2月28日日曜日午後2時から4時半まで。大阪市北区(国労会館3階会議室)で行われます。(2月13日から延期になりました)
会議は誰でも参加可能。もちろん個人でもOK。みんなで参加して、意見も重ねながら大きな集会を作り上げましょう。
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昨年12月に行った「核と原発」に関する守田の講演を公開中です。ぜひご覧下さい。この番組にも触れています。
原発そして被曝から命を守る活動のためにカンパを訴えます。
振込の場合: ゆうちょ銀行 なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
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