守田です(20180309 13:30)
もうすぐ東日本大震災と福島原発事故から7年が過ぎようとしています。
あらためてこの大震災と大事故で亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、被災され、避難を強いられ、いまなお苦しまれているすべてのみなさんにお見舞い申し上げます。
3月11日を前後して全国でさまざまな催しが行われます。ぜひそれぞれの場に参加し、原発ゼロと被曝防護強化の声を響きわたらせましょう。
僕はこの間3月3日静岡県焼津市、4日静岡市、5日神奈川県茅ヶ崎市、6日群馬県高崎市でお話してきましたが、とくに高崎市で、群馬県に深刻に広がる健康被害を耳にして、十分に予想できたことではありながらとても胸が痛い思いをして帰ってきました。
その報告はおいおいするとして、ともあれもう二度と原発事故を起こさせないために原発をなくせという声を一層高めること、また現に原発が動き、核燃料が危険な形で存在していることを見据えた原子力防災を進めること、そしてすでに起こってしまった深刻極まる被曝影響に対処し、もうこれ以上、被曝を重ねないための防護を徹底化すべきことなどを、この週末に全国のみなさんと一緒に訴えたいと思います。
しかもこんな中で関西電力と九州電力が、この3月にも大飯原発と玄海原発を再稼働させようとしていますので、一層大きな声を出していかねばです。
全国各地のイベントを紹介できないので自分がかかわっている企画をご紹介しておきます。
まずは京都市で開催予定の「バイバイ原発3・11京都」です。僕も呼びかけ人に加わらせていただいています。
京都市近辺のみなさん。ぜひご参加下さい。
バイバイ原発3.11きょうと
http://nonukeskyoto.com/
ただし大変申し訳ないのですが、この日、僕はこの京都市の企画には参加せず、静岡県富士宮市で講演させていただきます。
富士宮市では市長の決断のもと、来春に安定ヨウ素剤の備蓄を積極的に開始します。積極的にとは、できるだけたくさんのところに備蓄し、市民に安定ヨウ素剤配布の意義を徹底化させるということです。
この動きに合わせて、3月11日に市民集会が開かれ僕が講演させていただくことになりました。
3.11を忘れない 第2回 原発災害からのいのちの守り方
https://www.facebook.com/events/1924424551201752/
一方で関電による大飯原発稼働の強行に対して、小浜市の中嶌哲演さんが、12日~14日に大阪の関西電力本社前で断食をされるそうです。
午前10時から午後6時までとのことです。可能な方はぜひとも応援に駆けつけてください。僕も何とかして馳せ参じたいと思っています。
京都市では今日9日にも関西電力京都支店前での抗議行動(キンカン行動)が午後5時から7時まで行われます。
今回は午後6時45分から大飯原発稼働の動きへの抗議の関電包囲デモも行うそうです。
なおこの後に僕が参加する「ヨウ素剤を配ってよ@京都」第1回参加者ミーティングをキャンパスプラザにて行います。
明日10日には午後2時よりエルコープのお招きでしんらん会館にて「原発からの命の守り方」等々のお話をします。
可能な方にはこちらにもご参加下さい。
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3月9日(金) 京都市キャンパスプラザ
「ヨウ素剤を配ってよ@京都」第1回参加者ミーティング
https://www.facebook.com/events/732132140323287/
昨年末に立ち上げた「ヨウ素剤を配ってよ@京都」の第1回参加者ミーティングを行います。
はじめに守田敏也さんから全国各地のヨウ素剤配布運動や原子力災害対策の進展についてお話を30分ほど受けてから自由な意見交換を行います。ぜひご参加下さい!
3月9日(金)午後7時ごろから
実質的にはキンカン行動の後、みなさんが集まってから始めます。
参加費無料(可能な方はカンパをお願いします)
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3月10日(土)京都市しんらん会館
守田さん、おしえて~ 原発・ぼうさい 今どーなってるの?
https://www.facebook.com/events/208727266371739/
原子力防災で全国を飛び回る守田敏也さんのお話です。
ドイツ反核キャンプで見てきたことや篠山市の災害対策検討委員で関わって起こった変化や今日再びやってくるかもしれない震災への準備についてたくさんお話していただきます。
(著書に『原発からの命の守り方』)
主催 生活協同組合 生活クラブ京都エル・コープ
参加費 100円
締め切り 3月2日
問い合わせ エル・コープ西センター 075-934-7371
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3月11日(日) 静岡県富士宮市
3・11を忘れない 第2回原発災害からの命の守り方
https://www.facebook.com/events/1924424551201752/
東日本大震災から7年近くが経とうとしています。
原発災害は数年経っても復興が叶わないことを経験しています。
また避難時に混乱の中正しい対処が出来なかったこともあります。
それらの反省を込めて今後起きる災害に対し、どう対処すればいいのか、どうしたら命を守れるのか皆さんと学びたいと思います。
是非ご参加下さい。
講師
守田敏也さん
東日本大震災体験者のお話
小笠原明日香さん
2018年3月11日(日)
午後1時30分〜
富士宮駅前交流センター きらら
2階 集会室
参加費500円
主催:防災を考えるみんなの会
連絡先:090-9133-9030(山田)
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- ヨウ素剤, 原子力災害対策, 原発を配ってよ@京都, 原発再稼働, 原発災害避難, 反原発・脱原発・原発ゼロ, 大飯原発, 安定ヨウ素剤