守田です。(20161018 23:30)
21日より沖縄に行きます!
同日から23日まで沖縄国際大学で行われる第33回日本環境会議沖縄大会に参加するためです。
もちろんその後に高江にも行ってきます。
大会の開催案内をご紹介します。
http://www.einap.org/jec/article/jec/33/50
全体会が始まる22日は素晴らしい講演がひしめいています。
特別講演 「日本にとって沖縄とは何か」新崎盛暉
基調講演 「沖縄の環境」桜井国俊
基調講演 「安全保障と沖縄」我部政明
基調講演 「安全保障と地方自治」宮本憲一
基調講演 「国際人権と環境・文化―先住民族の視点から」上村英明
第1分科会 環境・平和・自治・人権についての辺野古・高江の問い
第2分科会 辺野古が提起する法的(国際法を含む)諸問題
時間的に全て聴くことができるので、可能な限りノートテークを行い、全国のみなさんにエッセンスをお伝えするつもりです。
翌日23日は参加者がそれぞれに分かれての分科会が開催されます。
僕はこのうちの第5分科会に参加して発言させていただきます。
第3分科会 米軍基地の騒音・汚染問題~フェンスの外からのアプローチ~
第4分科会 琉球弧における自衛隊配備と環境問題
第5分科会 放射能公害と生存権
第6分科会 【第3部】「青年と環境」 若者の可能性編
そののちに再び全大会が行われ、分科会報告、シンポジウム、大会宣言採択と続きます。
この大会に僕を招いて下さったのは、『内部被曝』をご一緒に編むなど、ともに被曝防護のために奮闘してきた琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬さんです。
僕にとって内部被曝のことを一から教えてくださり、いまなお新しい知見を伝えてくださっているお師匠さんでもあります。
その矢ヶ崎さんが第5分科会を統括されていて、僕に発言を求めて下さいました。光栄の至りです。
矢ヶ崎さんが県内向けに発信された第5分科会へのお誘いメールを転載します。(添付文章についてなど一部を割愛しています)
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各位
お元気でいらっしゃいますか?
すでにお聞き及びと思いますが、日本環境会議沖縄大会が10月21日~23日、沖縄国際大学にて開催されます。
多くの方のご協力を得て、「放射能と生存権」というテーマで第5分科会を設定いたしました。
第5分科会は23日(日)朝の9時から 7-201教室で開かれます。
早朝からの開催ですが、頑張っていらっしゃってください。
県外からいらっしゃって報告される方々は、医師として抜群の科学的分析活動をされている大阪の小児科医師の高松勇氏、国内では第一線のジャーナリストとして活躍している守田敏也氏、台湾ランショ島の放射能調査で知られる中生勝美氏の報告が聞けます。
県内ではベトナム研究の吉井美知子氏、内部被曝研究の矢ヶ崎克馬が報告します。
さらに沖縄に於ける避難者のアンケート報告が黒潮武敬氏によってなされ、避難者の方の実情報告が伊藤路子氏、久保田美奈穂氏によってなされ、コメントとして作家の山口泉氏、研究者の除本理史氏、吉村良一が発言いたします。
放射能・原発関係ではまたとない情報収集の好機ですのでぜひいらっしゃってください。
なお、22日の全体会については沖縄関係、環境関係の権威が特別報告をいたします。
朝9時からという早朝からの開催ですが、耳学問としては絶好の機会です。
どうぞお出で下さい。
参加料は無料ですが、資料代として1000円を頂くことになります。
1回受付を済ませたら、1日だけでもあるいは両日でも自由に参加できます。
以上ご案内をいたします。
矢ヶ崎克馬
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僕はこの分科会の3番目の発話者として登壇しますが、タイトルはこの記事の表題でもご紹介したように「原発と地球人・地球環境の生存権」です。
もともと矢ヶ崎さんから提案していただいたタイトルなのですが、僕にとってこの切り口でお話するのは初めてのこと。
それで大会に向けて文章も作成したのですが、そうするとこれまで言いたいと思いながら十分に表現できていなかったことが見事に言い表せることが分かりました。
詳しい内容は大会での報告が終わった後に紹介しますが、こうした機会が与えられたことを非常にありがたく思っています。
なおこの分科会の詳しい内容も記しておきます。これまたなんとも贅沢な内容です。
沖縄で参加可能な方、ぜひいらしてください。
第5分科会 放射能公害と生存権
日時:2016年10月23日(日)午前9時~午後0時30分/会場:7号館201教室
コーディネーター:新城知子、矢ヶ﨑克馬、吉井美知子(50音順)
司会:上岡みやえ、新城知子
(1)歴史上最悪の放射能公害と健康被害
報告1:「福島事故による放射能公害/原発・被曝に関する国際的枠組」矢ヶ崎克馬(琉球大学名誉教授)(20分)
報告2:「原発事故がもたらす健康被害)」高松勇(小児科医・医療問題研究会)(20分)
報告3:「原発と地球人・地球環境の生存権」守田敏也(フリーライター)(20分)
(2)放射能公害下の避難者・市民
報告4:「避難者の実状と生存権」黒潮武敬(20分)
報告5:「避難者体験談:福島県内から」伊藤路子(13分)
報告6:「避難者体験談:福島県以外:茨城県から」久保田美奈穂(13分)
(3)海外への原発輸出と先住民族の人権
報告7:「ベトナムの原発計画と先住民族チャム人」吉井美知子(沖縄大学教授)(20分)
報告8:「台湾離島の核廃棄物貯蔵場とタオ族の民族運動」中生勝美(桜美林大学教授)(20分)
コメント1:「放射能公害と人権意識」山口泉(作家(小説、評論))
コメント2:除本理史(日本環境会議事務局次長・大阪市立大学教授)
コメント3:吉村良一(日本環境会議代表理事:立命館大学教授)
大会が終わったら高江にも行って、熱く行われている基地建設反対行動に参加してきます。
沖縄からの報告を楽しみにお待ちください!!
頑張るぞ!
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連載1300回越えに際して、カンパを訴えています。
とりあえず1310回目をもって一度訴えを終えますが、とにもかくにも私たちの前にはさまざまな課題が山積しており、どこを掘っても重要な問題がでてきます。
その一つ一つに力の限りを尽くしてアプローチし、解析し、情報発信を行いながら、問題の解決に少しでも寄与していくことを繰り返していく決意です。
どうかこうした活動をお支え下さい。よろしくお願いします。
振り込み先を記しておきます。
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