守田です。(20140105 20:00)
年頭のご挨拶で、みなさんに次の言葉を送りました。
Power to the people!!
そのためにさっそく今年も行動を開始します。
私たち民衆が力を得るために必要なのは何か。・・・たくさんの答えが可能ですが、中でも重要なのは知恵です。
なぜか。現代世界がたくさんの嘘と虚構に満ちているからです。
とくに今、私たちの国は、世界に向けて恥ずかしげもなく大嘘をつく人物が首相になっています。
私たちの国には「嘘は泥棒の始まり」という言葉がありますが、その意味では大泥棒が首相になっているようなものです。
しかもこの泥棒の始まりの首相、嘘の露見を恐れて、なんでも秘密にしてしまおうという悪法を強引に通してしまいました。
嘘で原発事故と放射線被曝の実態を隠し、嘘でアメリカのひどい戦争政策にこの国を従わせようとし、嘘でアメリカ資本のためにこの国の市場を開放しようとしているのです。
だからこそ私たちはたくさんのこと、嘘で覆い隠された真実を学び続けていく必要があります。
とくに大事なのは、福島原発の本当の実情、世界の核保有国に隠蔽されてきた内部被曝の本当の怖さ、そして私たちの命に直接関連する食べ物の安全性と危険性を学ぶことです。
これらを学ぶためには、歴史を振り返る必要があります。原発問題、内部被曝問題では、広島・長崎原爆から今日を見る必要がある。
被爆者の苦しみ、スリーマイル島原発事故、チェルノブイリ原発事故、福島原発事故には、強くつながった連関性があります。
学びを深めていくときに同時に大事なのは、では私たちには何ができるのかです。
放射線被曝を避ける、そのために避難する、食べ物に気を付ける・・・それを前提として、その先にさらにできることは何か。ここに食べもの全体の安全性を問い直す意義があります。
放射能汚染を隠そうとする現代社会は、あらゆる化学物質の危険性も極端に過小評価し、食べ物の安全性が損なわれている社会です。
そこには利権という同じ構造があります。金儲けのためには、人の命の尊さなどまったく顧みない構造です。
私たちが力を得るには、この理不尽な構造をトータルにつかんでいく必要がある。
だから原発の今と、内部被曝のメカニズムと、食べ物の安全性をひとつにして学んでいくことが問われるのです。
今年も各地でこうしたことをみなさんと学び、深めていきたいと思いますが、その初めの場を、兵庫県三木市の方たちが作ってくださいました。
「環境を考える市民の会三木」の方たちです。この方たちが企画して下さった講演会に1月13日に出席します!
どうかお近くの方、ぜひお越しください。また三木市や近郊に知り合いのおられる方は、案内をお伝えください。
みなさん。一緒に学んで賢くなりましょう。その分、私たちのパワーは確実に増します!
私たちの力の地道な積み上げて、戦争への道をひた走ろうとするこの国にまったをかけましょう!
以下、案内を貼り付けます!
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3.11東日本大震災からもうすぐ2年。
東京電力福島第一原発から放出されたさまざまな放射性物質はどういった影響を私たちに及ぼしつつあるのでしょうか?
~今、知っておきたい 今起こっていること 未来のために何ができること~
『内部被ばく』(岩波ブックレット)の著者のひとり、フリージャーナリストの守田敏也さんをお迎えし、
福島第一原発事故の現状と、その影響、そして危険な内部被ばくと食べ物の安全性などについてお話を伺います。
~ 守 田 敏 也 講 演 会 ~
日時 2014年1月13日(月・祝) 開催/午後1時半~ 開場/午後1時~
場所 三木市立市民活動センター(福祉会館)
会費 500円 (18歳未満は無料)
**参加希望・お問い合わせ***
環境を考える市民の会三木
E-mail kankyo_shimin_miki@yahoo.co.jp
こちらからチラシを見ることができます。
http://blogs.yahoo.co.jp/kankyo_shimin_miki/GALLERY/show_image.html?id=68779710&no=0
市民の会三木のブログはこちらです。
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