守田です(20231227 23:30) 

● 原発推進策を止めよう

岸田政権は22日に「GX=グリーントランスフォーメーション実行会議」を開き、基本方針に「原発の最大限活用」を盛り込みました。
原発再稼働促進、「次世代型原子炉」の開発と建設を進める、運転期間60年以上を可能にする、などが決められています。
あまりに無謀で危険。福島原発事故をまったく無視しており、必ず次の大事故が起こります。命と社会の危機です。

政府のこの強硬姿勢は、市民と野党の脱原発共闘が壊される中でも強められています。野党からこの流れに引き込まれている人々も出ています。
これに対して、今こそ草の根の原発反対運動を強めましょう。そのため、学習講演会を増やしましょう。デモをしましょう。
再再度、原発の危険性を世に訴え、危険な流れを押しとどめるのです。必ずできます!大事なのは諦めないことです!

岸田政権の原発推進策を報じるNHK 12月22日

● 被曝の危険性と向き合おう

このために放射線被曝の危険性をより強く明らかにしていきましょう。原爆以降、何度も塗り重ねられてきた被曝影響隠しを暴きましょう。
原発推進策に踏み出した人々は、明らかに次の事故のことも考えています。だからこそ被曝の危険性をもっと小さく見せようとしている。
『放射線副読本』の発行に顕著なように、被曝から人々の命を守るのではなく、被曝への不安や怒りから原発と核政策を守ろうとしています。

この流れは岸田政権だけではなく、核兵器で人々を殺し、傷つけてきた原子力マフィアが進めているもの。
その中で、福島原発事故による被曝影響も無視され続け、私たちの命は迫害され続けています。これと立ち向かわなくては!
原爆の被害、遺伝的影響、原発事故による被害をきちんと検証し、被曝の危険性をつかみ、これと格闘してきた先人の知恵を温め直しましょう。

● 軍拡を止め平和の流れを紡ぎ出そう

さらに岸田政権は「敵地攻撃能力」を持つと公言しています。
武器を持たずに平和な話し合いで紛争を解決すると宣言してきた憲法の精神を捨て去ろうとしています。
あの悲惨な大戦の中からつかみとった「戦争反対」の心を踏みにじろうとしています。

ウクライナ戦争でこの流れが強められています。ここでも野党の多くが「ロシア悪一辺倒」に凝り固り、武器輸出で戦争を続けさせているアメリカへの批判が弱くなっているからです。
日本共産党の志位委員長も「いざとなったら自衛隊を使う」と言ってしまいましたが、岸田首相はそれらを利用して「それならば自衛隊を増強しなければ」と言い出しているのです。
でも安保法制に反対した人々は、まだまだ戦争反対の強い気持ちを持っています。だからこそ、広島、長崎以来の先人の知恵を温め直し、平和の流れを再度、紡ぎ出しましょう。

敵基地攻撃能力の保持を語る岸田首相 12月16日 FNNプライムオンライン

● 頑張りを共に!カンパでも支えて下さい。講演会なども立ち上げましょう!

2023年は、原発と戦争推進の流れを転換できるかどうかの正念場。一緒に頑張りましょう。
僕も年頭より全力で走ります。広島、長崎、そして原発の立地に通い、いろいろなものをつかんで発信します。海外へも再びおもむき、世界の人々と平和のための努力を重ねます。
そのための資金をぜひともお寄せ下さい。振込先を記します。

振込先 ゆうちょ銀行 なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
Paypalからもカンパができます。自由に金額設定できます。
https://www.paypal.me/toshikyoto/1000

今年はできるだけたくさん学習講演会を行い、皆さんと熱を作りだしたいです。この思いにすでに播磨、岡山、福山のみなさんが応じて下さっています。
来年1月28日から2月13日まで、脱原発ダブルウィークと題して、加古川、備前、和気、岡山、倉敷、総社、高梁、笠岡、福山の各市、町で連続14回講演します。その後、長岡京、京都、松山で話します。
zoomでの『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を読む会も継続中。これら通じて平和の熱を作ります。ぜひみなさんの所にも呼んで下さい。

以下のアドレスにご連絡をお願いします。
morita_sccrc@yahoo.co.jp

核なき平和な未来へと共に歩みましょう。2023年を良き年に!

#原発推進反対 #軍拡反対 #次世代型原子炉 #敵地攻撃能力 #戦後の安全保障の大きな転換 #福島原発事故 #平和憲法 #脱原発ダブルウィーク

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