守田です(20180407 22:00)

京都府知事選に向けた最後の投稿をお送りします。
今回は4月3日に京都市左京区の修学院小学校で行った僕の応援演説動画と文字起こしをご紹介します。
ぜひみなさん。お力添えください。
残された時間はあと2時間。最後まで頑張ります!

選挙に向けた連日の連投、どうかご寛恕ください。
みなさんの温かいご支援に感謝いたします。

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福山知事の実現で原発を止め、原子力災害に備え、命を守りたい!
4月3日 修学院小学校にて 守田敏也
https://www.facebook.com/sakyokyoto/videos/1649737375114216/

みなさん。こんばんは。守田敏也です。

今日は昼に城陽市と宇治市で福山さんを追っかけていました。そのたびに動画を撮って、バンバンと流しているんですよ。
なぜかというとですね、今回のこの候補、言葉が素晴らしい。力が宿っていてですねえ、あと話を聴いているだけで温かい心がずーっとこちらに入ってくるんですね。
だから今回の選挙、これだけ推し甲斐のある候補はいないです。本当に誇るべき候補だと思います。
なんとしても福山さんを私たちの力で知事にしましょう。

拍手(会場)

やはり僕は原発の問題に一番関わってきたので、なんとしても福山さんのもとで危険な原発を止めたい。
京都府は関西電力の大株主ですから実は大きな力を持っているのですよね。
関電に対してものを言うことができる。今もできるのですよ。本当は。だから福山さんのもとで大きな声を出してもらいたいと思います。

特にこの間、玄海原発3号機が再稼働されましたが、もうすでに故障事故を起こしました。これ、ご存知でしょうか。
二次系の冷却水の中の一部のパイプに穴が空いて、そこから蒸気が漏れだしたということなのですけれども、なんで穴が空いたのだと思います?
何が原因だったのかというと、実は、雨水だったのです。

「えっ」(会場)

えーっですよね!パイプに雨が当たって、それが中に染み込んで、それで腐食していたんです。

「えー?」(会場)

本当に「えー」という信じられないような形で再稼働していたのですね。
実はこれは原発の構造的な限界なのです。
原発があまりにも巨大なシステムなので、実は再稼働を前にすべてのところを点検できていないのです。
多くのところは、実は点検が終わって動かしてみないとどうなるか分からない。
その状態で再稼働しているのですよ。もう本当にひどい。

だから僕はずーっとこのことを言ってきたのです。とくに長く停めている原発ほど危ないのです。
原発というものはたくさん冷却水と言う水を使っています。
しかもだいたい海岸のそばにあるので塩水が当たっているわけですね。鉄は水と塩に弱いわけです。腐食で壊れやすい。

だからこれまで世界で4年間停めておいて動かした例と言うのはちょっと前まで14例しかなかったのです。
そのすべてでその後に事故が発生しています。
じゃあ今回の玄海原発、何年経って動かしたのかと言うと、実は7年以上経って動かしたのです。
だから僕は動かす前から危ないと言っていたのですが、実は今回の故障事故が起こって、九州電力の瓜生(うりう)社長、とんでもないことを言ったのです。
「(運転を)7年間止めていたため『何が起こるか分からない』と言っていたが、現実になってしまい、非常に残念だ」・・・。

「えーー」(会場全体からどよめき)

ひっどいでしょう?あれだけの放射能の塊が中にあるものを「何が起こるか分からない」状態で再稼働をしているんですよ。
そうしたら大飯原発はどうでしょうか。高浜原発はどうでしょうか。実は明日、壊れてしまうかもしれない。
点検で分からなかったところが今日も摩耗して、明日破断するかもしれないのですよ。それが原発なのです。
だから僕はこの瓜生社長の発言、絶対に許してはいけないと思うのです。
当たり前じゃないですか。「何が起こるか分からない」で再稼働などしていいはずがないじゃないですか。

拍手(会場)

電力会社はそんなことを言っているのです。だからすべての原発を止めさせなくてはいけない。
そのための知事として、福山さん、私たちの力で必ず押し上げたいましょう。

拍手(会場)

同時に原発は止めたからといって、まだ安全ではないんですね。
燃料プールというところに核燃料がある限り危険があります。
だから止めると同時に原子力災害対策をしっかりととっていく必要があります。

僕はいま兵庫県の篠山市で原子力災害対策検討委員会に入っていて、篠山市では非常に画期的な態勢をとって、安定ヨウ素剤の事前配布を行っています。
みなさん。篠山ってご存知ですか?丹波篠山の篠山ですね。だいたい高浜原発から市役所までの距離が、篠山市と京都市と同じなのです。
では篠山市の方針はどういうものか。もしも高浜原発や大飯原発で深刻な事故が起こったら「とっとと逃げる」というのが篠山市の方針です。
そのためにあらかじめヨウ素剤を配っておかないと話にならない。だから事前に配って、いざとなったらみんなで逃げようと準備を行っているのです。

僕は京都だってそうしないといけないと思うのです。
そういうしっかりとした原子力災害対策を、福山さんだったらやれるのですよ。確実に。
だからみなさん。ぜひみなさんの力で、私を「京都府原子力災害対策検討委員会」の委員にしていただきたいです。そうやって私たちの力で私たちの命を守りましょう。

笑いと拍手(会場)

そして最後に強調したいのは、最初にも話しましたが、いま、森友問題などがあって、政治への不信が蔓延しています。
僕はいま、一番政治の世界に欠けているのは、誠実さ、慈しみの心、思いやりの心、そして愛だと思います。
その意味で今の時期、福山さんの声は全国に響き渡る位置があるのですね。
だから京都だけではなくて、僕は今回の選挙を通じて、京都から全国を変えることができると思います。

そのためにみなさんにお願いしたいことがあります。何よりも福山さんの言葉はとてもパワーがあります。だからそれを伝えるだけで、グッと支持を手繰り寄せることができます。ここにいる私たち全員が福山さんの声を代弁しましょう。
福山さんの気持ちを聞いてくれ、声を聞いてくれ、そうすれば私たちがどうして支持しているかあなたも分かる!
そういうふうにして伝えて、私たち、ここにいる全員の力で、あと少ない数日を頑張りぬいてですね。なんとしても福山知事を誕生させましょう。
最後まで僕も頑張ります。一緒に頑張りましょう!