守田です(20230817 10:30)

● 倉敷労働会館207号室にて 17時から!

倉敷市でお話します。
「高浜老朽原発の再稼働は大丈夫? 電気が足りないの? 電気代が安くなるの?」がサブタイトル。
メインタイトルが「政府が原発を推進するのは何故?」です。

2023年8月17日土曜日 倉敷労働会館207号室にて
連絡・申込先はe-mail kawakami301@paw.hi-ho.ne.jp 090-3744-8693(川上)まで
当日飛び込み歓迎ですが、できれば名前、住所、電話番号を事前に教えていただきたいとのことです。
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/fa4173269366c58a2d81f986a7d73f4d.pdf

この日は午前10時から高梁市でもお話しますが、そこにも倉敷の方が来て下さいます。
高梁講演を終えて、一緒にお昼をとったあとに、倉敷の方の車で会場に向かいます。
倉敷では昨年9月11日、今年2月、そして今回と連続でお話させていただくことになります。ありがたい。
昨年の倉敷講演の動画をご紹介しておきます。

なおこの動画は倉敷市の玉島テレビ放送さんが撮影し、放映して下さったもの。撮影していただいた安藤實さんよりデータを頂いてもりもりチャンネルにアップしました。

● 電気の問題をしっかりとお話します

今回のサブタイトル、メインタイトルとしっかりつながっています。
それでまずは「高浜老朽原発の再稼働は大丈夫? 電気が足りないの? 電気代が安くなるの?」・・・この点をお話します。

高浜老朽原発の再稼働は・・・もちろん大丈夫なわけがありません。とても危険です。その根拠を幾つか示しますが、けして「老朽」したから危険なのではありません。なぜってもうずいぶん前に美浜原発で二回も深刻な事故を起こしているからです。
関電の原発はすべて三菱重工製の「加圧水型原発」ですが、構造的な欠陥を有していて、なんども事故を繰り返している。欠陥をクリアできてないのです。その原発が老朽化しているのですから最悪です。
ちなみに今回、高浜原発がどのような立地条件のもとに建って動いているのか。原発の立つ内浦湾の風景もご紹介しながら説明します。この最も危ない原発のすぐそばに住む方たちのことに、みなさんと思いを馳せたいです。

高浜原発が立地している内浦湾 右端に高浜の原子炉が少しだけ見えている 青葉山より守田撮影

この点を踏まえた上で「電気が足りないの?電気代が安くなるの?」に踏み込みます。もちろん原発がなくても電気は足りてるし、電気代が安くなることもありません。みんなウソです。
それを丹念に説明しますが、例えば大量の電力を必要とする「リニア新幹線」が進められつつあることだけでも「電気が足りない」なんて大嘘であることが分かります。
また原発の電気は安くなどありません。もともと使用済み核燃料の何万年もの管理の経費を計上してないので大嘘なのですが、さらに最近、安全対策費を増やしたのでそれでも高い電気になっているのです。しかもそれで安全が確保されたわけではない。

さてそれでちょっと難問なのは「政府が原発を推進するのは何故?」です。
そうです。まともに考えるなら推進すべきではないのです。危険だし、経済的メリットもどんどんなくなってきている。それでもなぜ推進するのか?
ここは日本政府だけをみていても分かりにくい。その背後に控える原子力マフィアのことを考えるとはっきりと見えてくるものがあります。その点も倉敷でお話します。

みなさん!ぜひ倉敷会場に足をお運び下さい。

内浦湾の対岸から望む高浜原発 4キロ弱だが遮るものがなにもない。守田撮影

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