守田です(20220606 23:00)

● 企画の動画をアップしました!ご覧下さい。

企画、『被爆二世健診…43年目の真実~データが語る遺伝的影響と「ほしょう」を考える』・・・盛況でした!録画をアップしましたのでお届けします。ご覧下さい。

参加は約180人ほどでしたが、この他に100名以上の方がアーカイブ視聴をしたいと申し込んで下さいました。
それぞれのみなさんに動画のアドレスと、資料の送付などを行いましたが、この場でも公開します。

前半で森川聖詩さんが、厚生省が43年前から行ってきた「被爆二世健診調査事業」が問題だらけであった点を指摘しつつ、実はその中ですら遺伝的影響がしっかりと示されていたことを指摘しました。
後半で守田敏也が、京都「被爆二世・三世の会」が2019年から取り組んできた「被爆二世・三世健康アンケート調査」についての報告を行い、遺伝的影響の具体的現れについて述べました。

● 関連動画もご覧下さい

この企画につながる動画もご紹介しておきます。一つは昨年9月12日に神奈川県原爆被災者の会 二世・三世支部が行った「被爆二世運動」についての講座です。森川聖詩さんがメイン講演を行いました。
その後、守田が京都「被爆二世・三世の会」のアンケートについて語り、続いて福島県伊達市の島明美さんが、伊達市の放射線測定を巡る線量データ不正利用と論文での改ざんなどの問題を解説して下さいました。
さらに毎日新聞の小山美砂さんが、「黒い雨」裁判のことを話され、広島市原爆被害者の会 二世・三世部会の木原省治さんが、締めのメッセージを発して下さいました。

zoom公開講座「被爆二世問題・運動の歴史と今後の展望」

続いてご紹介するのは、本年1月8日に、福井県小浜市の明通寺で行った住職の中嶌哲演さんとの守田との対談動画です。
哲演さんが、和歌山や若狭から出征し、広島で被爆して「隠れ病む身となりて帰りぬ」と語られた被爆者との出会いから、原爆と原発に反対する歩みを始められたことをお聴きしました。
同時に、被爆者が「隠れ病む」ことなどしないで済むようにするため、問われていることは何かを話し合いました。この録画は4月17日に行われた京都「被爆二世・三世の会」年次総会の場で公開しました。

中嶌哲演さんと「隠れ病む身」について語る 中嶌―守田対談

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