守田です(20211125 23:30)

● 今週末、二つの原発を問う企画にご参加を!

総選挙を越えて、再度、原発と放射線被曝の問題に焦点を当てた運動を盛り上げましょう。
そのために今週末、二つの場で講演します。28日の企画はzoom視聴も可能です。ぜひご参加ください。

11月27日(土)「原発・核燃からの撤退を2021 秋の関西集会」 午後1時40分より 大阪市エルおおさか南ホールにて
11月28日(日)「京都市民放射能測定所 秋の講演会 守田敏也さんが原発安全論を斬る」 午後2時から5時 京都市ウイングス京都セミナー室Bにて

それぞれの集会の記事も記しておきます。

明日に向けて(2114)原発を止めよう!原発から命を守るムーブメントを広げよう!ー11月27日(土)関西集会へ
https://onl.tw/pJNDpAh

明日に向けて(2116)原発安全論を斬るー再び原発事故を起こさせないために!(11月28日日曜日京都市でお話します)
https://onl.tw/YuTcYtj

なお28日の企画はzoomでも参加できます。以下から申し込めます。
https://www.kokuchpro.com/event/211128Sokutei/

ただし登録などが必要になり分かりにくいかも。その場合は京都市民放射能測定所の佐藤さんにご一報ください。
satokazu@wave.plala.or.jp 070-5664-2713

● おおさかでは原子力防災に焦点を当ててお話します

27日の集会では「原発災害からの命の守り方」のタイトルでお話します。
いつものようにまずは自然災害対策から話を始めます。とくにこの間、頻発している川の氾濫などによる洪水対策と地震対策をお話します。
ここから入るのは原子力災害を含むあらゆる災害に共通のことがらがあるから。

この点を話した上で、丹波篠山市での経験を踏まえつつ、「とっとと逃げる」ことを要点とする原子力災害対策についてお話します。
この中で安定ヨウ素剤事前配布のことなども話しますが、あくまでも対策のキモはとっとと逃げること。安定ヨウ素剤はその時に飲むものであることを伝えたいと思います。
この日は関西各地から原発の危険性と向かい合っているみなさんが集まってくるので、それぞれの地域の経験も交流しつつ、命を守る良い企画を実現したいです。

● 京都では原発の危険性を放射線防護の課題についてお話します

京都では以下の三つのことをお話します。
1、 原発職員のモラルが極度に悪化中・・・理由は対策を施しても事故を防げないことを知っているから
2、福島の今・・・「福島イノベーションコースト構想」や「放射線災害復興学」による被曝の強制について
3、放射線被曝の危険性をいかに明らかにし、広げていくのか

最初の単元では、この間、各地の原発サイトで問題が噴出し続けていることについて論じます。
どうして次から次への問題が出てくるのか。僕は電力会社こそが、原発が深刻な事故に見舞われたらどうしようもなくなることを熟知しているからだと思いますが、その点をリアルに話します。

二つ目にさらに今、原発事故を避けるのではなく、事故で放射性物質にひどく汚染される中で、新たな産業を起こし、人々に被曝を受け入れさせる動きが強まっていることをお伝えします。
それが「福島イノベーションコースト構想」であり「放射線災害復興学」です。

そして三つ目に、この被曝強制の流れにいかに抗っていくのかを論じますが、すでに大きな前進が記されていることを伝えたいです。
黒い雨裁判の画期的な勝利や、原発の運転を止める判決がたびたび出ていること、避難者裁判が各地で東電だけでなく国の責任を認めさせるにいたっていることなどです。
この流れを促進する位置に、京都から行っている「被爆二世三世健康調査アンケート」があることを伝えます。

以上、ぜひ二つの企画にご参加を!!

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