守田です。(20151221 23:30)

12月12日に新著『原発からの命の守り方』の出版を祝う会を友人たちが京都市で開催してくださいました。
たくさんの方が集まってくださいました。ものすごく嬉しかったです。
Facebookには数日後にお礼を出したのですが、この場では次々と生じる事態に対応していてお礼を出すのが遅れてしまいました。すみません。Facebookに出したものを転載させていただき、お礼に代えさせていただきたいと思います。

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御礼!

みなさま。12日に新著『原発からの命の守り方』の出版を祝ってくださる会を開催していただき、90人近い方が駆けつけて下さいました。本も72冊も買っていただけました。
ご参加いただいたみなさま。本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。
会場ではなんだか舞い上がっていて、十分にお礼の言葉を尽くせませんでした。この場を借りて心からの感謝をお伝えしたいです。

とくに発言をいただいたみなさん、準備していただいたみなさん、おいしいビールやコーヒー、食べものを意用してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
また僕にとって嬉しかったのは今回、新旧の仲間たち、友人、知人、そして僕のブログなどを読んで下さっている方など、多様な方が駆けつけて下さったことです。
僕の福島原発事故直後の活動を最も後押ししてくれた親友、故安藤栄里子さんのご両親をはじめ、ピースウォーク京都以来の仲間やつばめ劇団の面々、放射線防護、脱原発運動で新たに知り合った方々、京都被爆2世3世の会の方たちなど本当にたくさんです。

そんなみなさんを前に記念講演もさせていただきましたが、今までで一番上がりました(笑)
またその後の発言でもみなさんが次々と僕をほめそやしてくださるのでなんだか気恥ずかしく、やはりずっとあがっていました。いやもう本当にありがたや、ありがたやでした。
こんなに大事にしてもらってしかも褒めちぎられてしまったら、頑張るしかないなあとしみじみ思っています。

すでに会場でも、また「明日に向けて」でもお伝えしましたが、この本の作成の舞台ともなった兵庫県篠山市でこのお祝い会の前日まで市議会が開かれていました。
篠山市では来年1月からの安定ヨウ素剤配布に向けた準備を幾重にも重ねてきているのですが、それでも市議会から「準備不十分」を理由に待ったがかかり、予算が却下されるかもしれない事態に。
そのこともあって前日は原子力災害対策検討委員会の緊急会議があって駆けつけていたのですが、結局、予算案は午後3時過ぎに委員会を通過し本会議にまわることになってほぼ成立の目途が立ちました。これで事前配布実行にさらに一歩近付けました。
年明け早々に大々的な配布が開始されると思います。

今後もこの篠山市の実践にしっかりと根をおろしつつ、原発からいかに命を守るのかの論議と実践をみなさんと一緒に各地に広げていきたいと思います。その中から民主主義の大きな発展・レベルアップを目指したいです。
みなさま、骨身を削って頑張ります。あ、だからといって身体を悪くすることなく、健康的に、元気いっぱいに骨身を削ります(笑)
これからもどうかよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

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当日、IWJ京都の萩崎さんが中継してくださいました。以下にアドレスをご紹介しています。

【京都】守田敏也さん『原発からの命の守り方』(海象社)出版を祝う会(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/278379

当日はオープニングに豪華なピアノ演奏があり、途中でボサノバの美声を持っている友人がプロのギタリストの伴奏で3曲もの歌をプレゼントしてくれました。グッときました。
お祝いにいろいろなものもいただきました。
お酒(日本酒・ワイン)、アロマオイルとミスト機のセット、天然素材クッキー、チョコレートセット、漢方薬、僕が飲んでいる漢方薬のもとになる黄連という草(驚いた)、そしてカンパなどなど・・・。
僕は本当に仲間や先達、後輩に恵まれたなあと思います。

この他にお祝いの言葉自身はこの会にこれなかった友人・知人からも本当にたくさんいただきました。
多くの方が企画などが被っていて、これない代わりにと豪華なシュトーレンを送ってきてくれた友人もいました。
この山のような温かい励ましの声を力に変えてさらに前に進んでいきたいと思います。

なお本書への書評などの反応も出始めています。次回にそれらをご紹介します。