守田です。(20110326 09:05)

昨夜、遅くに、いわき市にボランティアに入っている方からの報告が、
僕が新しく参加したMLに届きました。3月26日0時3分の着信です。

こうして原発の近くまで入って、人々を支えようとしている活動には
頭が下がります。今後、こういう方も念頭にいれて、避難の必要性に
ついての情報を伝え、同時に、避難できない場合に、少しでも放射線
被曝に対処できるあり方を発信していきたいと思っています。

そのためにもまずは情報のシェアが大切だと考え、投稿をした「よし」
さんと直接、連絡をとり、各地の様子を互いにシェアしていきたいので、
転送させて欲しいとお願いし、快諾を得ることができました。

今後、可能な限り、このような報告も行って、さまざまな被災地と
連携しながら、情報発信を行っていきたいと思います。
よしさんの報告をご覧ください。

(なお、よしさんがどういう方か、知らないのですが、いわき市に
ボランティアに入っている方というだけで十分だと考えて
みなさんにお知らせします)

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よしです。福島第一原発から40キロほど離れたいわき市に災害
ボランティアに来ています。

避難生活をしている人の数は16000人から3000人ほどに減り、
ボランティア不足はかなり解消されてきたようです。ガソリンスタンドに
長い列ができ、食品店も少し開いてきました。しかしまだ半分ほどし
か水が来ておらず、ガスも来てない家も多く、いわきの人々はかなり
疲れているように思えます。しかも原発の不安が色濃く、なかなか生活
再建に集中できない複雑さを抱えています。

支援物資はかなり集まってきて、今日は午前中に支援物資を病院に運び、
午後に公民館で市民への食糧配布、今は支援物資の集積場になってる
競輪場で夜中に着く荷物を下ろす仕事を手伝わせていただいています。

「原発が爆発したら東京も終わりだ!」

なげやりな言葉を何人かの人から聞きました。首都圏に送る電気を
作るために犠牲になった福島。東京の水道水から放射能が出たことを
「天罰」だと揶揄します。石原都知事の無神経な発言が被災者たちの
脳裏にこびりついているのでしょう。

しかし表立って東京電力や原発を非難する人があまりいないことを
不思議に思っていたら、一緒にボランティアをしたサーファーが
そのわけを教えてくれました。

「ほとんどの人が、親戚に一人ぐらいは東電に何らかの形で仕事を
もらってたから、堂々と非難できないんですよ。」

この文章を書いてる途中に東京からトラックが着きました。運転手は
水が少なくて…と何度もつぶやきながら、立川の市民がかき集めた
物資を下ろしてくれました。
「ずっと来たかったんだ。つまんねぇ仕事してるより、よっぽどいい。」

今夜の私はかなり複雑な気持ちです。