守田です(20230711 23:30)

● ジュネーブから戻りました

みなさま。6月29日から7月9日までの日程でジュネーブを訪問し、国連人権理事会に行ってきました。
7月3日のサイドイベントと4日の国連人権理事会での福島原発事故避難者に関する国連特別報告者の調査発表と、それをめぐるセッションなどを取材してきました。
たくさんのことをつかんできたので、今後、しっかりと報告します。ご期待下さい。

さてこの間にもいろいろなことが動いています。一つに福島原発から放射能汚染水が海洋放出されようとしていることであり、これと連動するかのように老朽原発の稼働が進められつつあります。
さらにウクライナ戦争に対して、英米が戦車を送り込んだことに加え、劣化ウラン弾を供与しはじめており、アメリカはさらにクラスター弾までウクライナ軍に使わさせようとしています。
NATOの拡大も進みつつあり、日本にまでNATO事務所が置かれようとしている。これらについて一つ一つきちんと批判を行っていくつもりです。

国連ジュネーブ本部前に設置された「壊れた椅子」 守田撮影
対人地雷やクラスター弾など非人道性の強い兵器への批判が込められている

● 『すっきり読み解きBOOK』を読む会にご参加を

さてそんな中ですが、昨年末から連続して行ってきた『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を読む会を明日12日(水)午前10時からと16日(日)やはり午前10時から行います。4回目です。
ぎりぎりのお知らせになってしまってすいませんが、ぜひこんな時だからこそご参加いただきたいです。

今回は文科省の17ページから読み解きページの「な」までを読み解きます。
17ページのタイトルは「食べものの安全性」。文科省はここで「日本の基準は世界で最も厳しいレベル」と言っているのですが、なんとインチキな表の使い方をしています。
これらから「食べものの安全性」について、政府や文科省がどのようなテクニックを使って「安全」を演出しているのかを読み解きます。

さらに19ページは「未来に向けて」というタイトルで、福島で行われているさまざまなことが書かれています。
ここを読み解き、あらためて「復興」とは何か、「風評被害」とは何かを論じあいます。
さらに現在福島で進められつつある「福島イノベーションコースト構想」についても学び、みなさんと討論します。

なお僕、守田敏也がこの間、ジュネーブを訪れ、国連人権理事会を傍聴してきたのでその点にも少し触れます。
ぜひご参加下さい。

● お申し込みは以下から。1回1000円、録画を含む全5回3500円です!

以下のフォームからお申し込みを!
https://forms.gle/iR83VWwoXTQx3mfV7
1回の参加料は1000円です。全5回参加だと3500円です。(終わった回の分は録画をご覧になれます)

「読み解きBOOK」は以下からダウンロードできます。製本版のお申し込み先も示しておきます。
https://nyoki2pj.com/lp/info_yomitokibook/
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdKXBwKnFYkIvDdfEs3q9NhrFwqVxDe3BwNDeepaNaxylfXVA/viewform

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