守田です(20210224 17:00)

● あらためて事故を問い直し核なき未来の展望を探る

いよいよ東日本大震災と福島原発事故から10年の日が近づいてきました。
各地でさまざまな企画が計画されています。僕も幾つかの地で講演させていただきます。2月27日(土)には京都府城陽市でお話することになりました。
午後1時半から文化パルク城陽にてです。講演のタイトルは「あらためて事故を問い直し核なき未来の展望を探る」です。

アウトラインはこんな感じ。まずは10年前のあの事故はどのようなものだったのかを捉え返します。
二つ目にあれからの10年の中で何が実現できて何ができていないのかをお話します。
それを踏まえて、これからの10年、さらには核なき未来に向けた展望をお話します。

もう少し詳しく述べてみましょう。やはり一つにはあの事故は「東日本壊滅」寸前の事故であった点を確認したいです。ちなみにこれは当時福島第一原発所長だった故吉田氏が遺された言葉です。
二つに逞しい反原発運動が生み出され原発が次々と廃炉になってきたこと。裁判の流れも変わるなど画期的な成果が生まれ続けていることを確認しましょう。しかし被曝の危険性の把握まもっと進めなければ。ここが課題です。
三つに今後の展望は、核兵器反対運動と原発反対運動のより豊かな一体化の中にあると僕は思います。そのジョイントは遺伝を含んだ被曝影響のしっかりとしたつかみ取りにある。この点を述べます。

さらに時間が許せば、現代社会=資本主義社会そのものとして、核兵器を頂点とする暴力の極限的肥大化への批判をすすめ、戦争と暴力の超克を目指すべきことを語りたい。
すごくシンプルなことですが、実は資本主義批判として十分に語られて来なかったと思うのです。僕はここにこそ私たちが歩むべき大きな道があるとの確信を日々深めています。
実は最後の点は講演会では初公開。ぜひここまでお話したいです。頑張ってコンパクトにまとめて発信します!ぜひお見逃しなく!

● 2月27日(土)文化パルク城陽にお越し下さい!

以下、集会案内をはりつけます。

~福島原発事故から 10 年~原発ゼロ・核兵器のない社会の実現を
福島原発事故から10年。大飯原発1,2号機が廃炉になるなど、日本も世界も原子力をめぐる情勢は大きく動いてきています。
原発ゼロをめざす城陽の会では原発事故避難者の福島さん、フリーライターの守田さんをお招きして原発事故の今を考える集会を行います。ぜひご参加ください。

日時:2 月 27 日(土)午後 1:30 ~
場所:文化パルク城陽(西館)「ふれあいホール」

お話:竹本修三さん(原発ゼロをめざす城陽の会代表。大飯原発差し止め訴訟原告団長)
福島敦子さん(福島原発事故避難者として)
守田敏也さん(フリーライターとして世界各地で取材。京都「被爆二世三世の会」世話人)
「あらためて事故を問い直し、核なき未来の展望を探る」

主催:原発ゼロをめざす城陽の会
※コロナ感染防止対策のお願い:連絡先記入・マスク着用・手の消毒と検温(1Fエントランスと会場に設置) 37.5 ℃以上の熱のある方や体調が思わしくない方は参加をご遠慮ください。感染拡大の影響により変更等ありますのご了解下さい。
※参加費は無料です。カンパをよろしくお願いします。

原発ゼロをめざす城陽の会 代表 竹本修三
連絡先 津留康守 53-4618 亀井成美 53-3178

#福島原発事故10年 #原発ゼロ #核兵器のない社会を #原発ゼロをめざす城陽の会 #竹本修三 #福島敦子 #守田敏也 #被曝遺伝的影響

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