明日に向けて(1745)核の始まりと台風19号被害と関電原発マネー問題のつながりをお話します(26日長岡京市、27日京田辺市)

守田です(20191026 01:00)

本日26日(土)に長岡京市で、27日(日)に京田辺市でお話します。
どちらももともとニューメキシコ訪問報告を聞いて下さる場として設定してくださったのですが、僕はこの「核の始まり」の話に台風19号被害と関電マネー問題をくっつけてお話したいと思います。
これらには共通していることがらがあります。「命の軽視」です。

● 核の始まりのひどさと洪水対策の貧困さと原発マネー問題につながるもの

核の始まりを見たとき、もちろん一番目に着くのは原爆製造と広島・長崎への投下の残虐性です。
しかしその手前を見てみると、ウラン鉱の発掘過程で安全性が軽視され、アメリカ・インディアンの人々が激しく被曝させられた事実があります。
広島・長崎での投下前にもトリニティサイトでの核実験でたくさんの住民が被曝しています。核兵器製造に伴う核のゴミもいい加減に捨てられてきた。これらにみんな「命の軽視」が通底しています。

それがいかに台風19号につながるのか。国として命を守る手立てがとてに薄いままに災害が連続している点。さらに非人道的な避難所のあり方がまかり通っていることです。
2010年代になって東日本大震災や熊本地震、さらに大きな風水害が連続しているのに、この国はなんら命を守る特別なことをしてきませんでした。その結果、洪水被害は増えるばかりで、あまりにひどい避難所生活が続いています。
こんなことで東南海トラフ地震や関東大震災が襲ったらどうなるのか。より大型化した台風がきたらどうなるのか。少し考えればすべてに優先して対策をしなければならないのにまともに動いてきていない。これまた「命が軽視」されているからです。

さらに関電の問題は、原発が危険きわまりないものであるがゆえに「お金」になってきたこと、だから巨額な賄賂がまかり通ってきたことにこそ本質があります。
単に「悪代官と越後屋」の話なのではありません。原発の危険性を覆い隠すこと、命の危機をお金で隠してきたこと、これがこの問題の本質なのです。
いやそもそも関電は金品を受け取っていたばかりではありません。盆暮れに首相に1000万円を持って行ってもいます。関電自身がお金をふんだんに使って危険な原発を動かし、自らもまた儲けてきたのです。

● 命の軽視を止めさせよう!

私たちにいま、問われているのは、こうした「命の軽視」をやめさせることです。
核の問題で一番大きなことは、命を軽視するがゆえにこそ、放射線被曝の影響があまりにも矮小化されていること、小さく見積もられていることです。
私たちはウラン鉱が発掘され、核実験がなされ、原爆が投下され、核実験がもっともっと繰り返され、核のゴミが捨てまくられてきた「命の軽視」の歴史を端的につかみ取り、世界に発信し、そのことで核の終わりを手繰り寄せる必要がある。

災害対策においては、いまのこれだけ洪水が繰り返されながら、有効な手立てを打たずに避難民を発生させ続け、しかも劣悪な避難所に置き続けてきた政府の反人権的体質を告発しつつ、災害対策を進める必要があります。
とくに避難所を良くすること、ホテルなどをもっと積極的に活用すること、さらに被災者にもっとたくさんの国家予算からの補助を行って生活再建を進めること。
その際、洪水被害を防げなかったのは、自然が猛威を振るったからだけではなく、政府の失政の重なりでもあること。もっと早く、洪水が度々起こることを前提に、減災対策を進めるべきであったことを追及して政府予算を使わせないといけません。

その上で、命の危機を金儲けに利用してきた関西電力という会社をもはや辞めさせなくてはいけません。
他の電力会社とて五十歩百歩であるに違いありませんが、ともあれ動かぬ証拠がでてきた関西電力を解体しなくてはいけません。原発を止めさせるのは当然のこと。こんな会社にこれ以上、公共のものでもある電力に携わらせてはいけないのです。
その先はどうするのか。もっとたくさんの市民や良心的専門家が参加した電力公社を設立していくのです。本来、今回の問題はここまでひっぱらなければいけないことだと僕は思います。

● ともに考え、共に歩むために。講演会にご参加を!

これらのことを共に考えるために、10月26日(土)長岡京市、10月27日(日)京田辺市でお話します。
ぜひご参加下さい。なお「明日に向けて」のプリントアウト版も持参します。
「ニューメキシコ訪問報告編」と「台風19号関連記事編」です。ぜひどちらかにお越しください!

26日長岡京市

原発と晩ごはん2019 私たちが知らない アメリカで起きていること https://www.facebook.com/events/1680056795460060/

午後2時~4時半 会場 長岡京市中央公民館2階 講座室 参加費 500円 高校生以下無料 キッズスペースあります。

主催 さよなら原発長岡京市民の会 連絡先 イシズミ080 1423 3896

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27日京田辺市

守田敏也さんお話会『ニューメキシコから「今」につながる核』 https://www.facebook.com/events/1013542885665937/

午前10時~12時 京田辺市龍馬館1階(京田辺市興戸久保17 近鉄興戸駅徒歩4分) 参加費 資料代500円(ゆいねっと会員・東日本大震災による避難者・学生は無料) ※守田さんへの活動支援カンパもお願いします。

主催 3.11ゆいネット京田辺 申込み先 311yuinet@gmail.com (070-5652-0782)