明日に向けて(1736)12都県に大雨特別警報発令中。命を守って下さい!ダムが次々と緊急放流を開始中!ものすごく危険です!

守田です(20191012 22:30)

● 台風19号が伊豆に上陸、12都県に大雨特別警報発令中です!

超大型でものすごい暴風雨を伴う台風19号が伊豆半島に上陸し現在、千葉県松戸市付近を通過しつつあります。
気象庁は本日(12日)15時半に静岡、神奈川、東京、埼玉、群馬、山梨、長野に大雨特別警報を発令、さらに19時50分に宮城、福島、茨城、栃木、新潟にも同警報を発令しました。
これだけの広域発令は、昨年7月豪雨において西日本の広範囲に出されて以来、対象の都県数も上回りました。直ちに命を守る行動が必要です。どうかこの急場をしのいでください。

● 各地でダムが緊急放流を開始、危険です

すでに多くの地域から記録的豪雨が報告されています。神奈川県箱根町は降り始めからの雨が1000ミリを超えました。こうした雨が各地に降り注いでいます。
このため流量に耐えられなくなったダムが次々と放水を始めました!大変なことです。

茨城県北茨城市の水沼ダムが20時50分から緊急放流を開始、神奈川県相模川上流の城山ダムも午後9時半から開始しています。
長野県伊那市の美和ダムも午後9時半から、栃木県那須塩原の塩原ダムも午後9時半から緊急放流を開始、福島県いわき市の高柴ダムも午後11時過ぎから開始するとのことです。
これらを含めて関東甲信越の8つないし9つの川が放流を開始しているか検討しているとNHKは報じていますが、これだけで済むのか、もっと増えるのか、良く分かりません。


NHK NWES WEBより

それぞれのダムの下流のみなさん、命を守って下さい!とくに川に近い方、近くに身を寄せられる頑丈で2階以上の建物があれば移って下さい。外に出るのが危険な場合は2階以上に上がり崖と反対側に身を寄せて下さい。 おそらくもっとたくさんのダムが放流を行うことが予想されます。川の近くの方はぜひ上流にあるダムが緊急放流を検討していないか調べて下さい。NHKのサイトなどで随時発表しています。

● 各地の川も氾濫を始めています

広範な地域で川の氾濫も始まっています。川については上流域に降った水が下流域にくるまでタイムラグがありますから、台風が通過した後も危険が続きます。
すでに福島県相馬市の宇田川、栃木県佐野市の秋山川、長野県千曲川、埼玉県の入間川、新河岸川、ふろう川、江川、東京多摩川の世田谷区玉川付近などの氾濫が伝えられています。
氾濫危険水域に至っている川は福島県いわき市夏井川、群馬県高崎市烏川、宮城県富谷市竹林川などなど。氾濫している川も危険水域の川もとても情報をつかみきれません。

● 暴風や竜巻にも注意を!

一方で風について懸念されるのは各地で竜巻などが起こっていること。今朝8時過ぎに千葉県市原市で竜巻が起こり、家が倒壊し、車が壊されて中にいた49歳の男性の死亡が確認されています。市原市は台風15号でゴルフ場の鉄柱倒壊があったところです。 竜巻は台風の中心と大きく離れたところでもしばしば起きています。
台風の進路から大きく離れたところでも被害が出る可能性があります。どうか十分に警戒してください。
暴風も各地で猛威をふるっています。強風が吹いている際はとにかく家をでないことです。窓ガラスにも気を付けてください。雨戸があれば閉め、カーテンも閉めてください。


朝日新聞デジタルより

● この国は自然災害に極めて弱い!台風後に災害対策の見直しを!

いま、このように命を守るための情報発信をしながら、正直なところ怒りも感じています。 この国の自然災害に対する脆弱さがさまざまに指摘され続けてきているのに、政府がまともな対策を重ねないままに今日まで来ているからです。

たったいまはとにかく台風19号の猛威からみんなで一致協力して命を守り切ることが問われていますが、しかし台風が過ぎ去ったらすぐに被災者救済と災害対策の強化に向かいましょう。 そのこともみすえてみなさま。とにもかくにも今宵を凌いでください。