明日に向けて(1674)貧しい人が希望を持てる社会を作らんと!(白坂ゆうこさんインタビューその3)

守田です(20190405 07:00)

統一地方選に向けた候補者インタビュー、今回は京都市東山区で市議に立候補している白坂ゆうこさんのお話の完結編です。 今回は選挙における市民と野党の共闘を画期的に広げて頑張っている白坂選挙の位置性と白坂さんへの東山への思いについてお聞きしました。

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● 白坂選挙の中にある新しいもの

守田
でも話を聞いていると白坂さんの選挙、本当に最先端を行ってはると思います。

白坂
なんかね、ものすごくいろいろなタイプの人が来てくれはっていてね。

守田
白坂さんは共産党の他に社民党からも新社会党からも支持を集めているわけやけど、これって相当、久しぶりなのではないかなあ。これらの党が一人の人を一緒に支持するのは。

白坂
そうなんですよ。共産党の京都委員長の渡辺さんが興奮してはってね。45年ぶりなんだそうですよ。共通の候補を「社共」で推すのは。

守田
45年ぶり???
わあ、45年も喧嘩してたんや(笑)

白坂
半世紀やね。それに私のケースのように共産党が独自の候補を立てなかったのは戦後初めて。その意味でなかなか歴史的な部分があるんですよ(笑) 京都はその辺がほんまににっちもさっちもいかへんかったから。


左から社会民主党福島みずほさん、日本共産党小池晃さん、新社会党岡崎ひろみさんからの檄(白坂さんFacebookより)

守田
そやけどね。これだけのあっちこっちの活動家たちが集まってきている中でよくやれてますね(笑)

白坂
でしょ!(笑)

守田
猛獣使いや(笑)

白坂
関西無所属ネットワークのメンバーからも「よくその選対メンバーでうまくやれますね」と言われるんやけど、私、ぜんぜんどうもないねん。なんでやろ(笑)

守田
それはやっぱり苦労の蓄積があるからと違うかなあ。

白坂
そんな大層な。たぶん私ね、あんまり考えてへんからやと思うねん。私は自分の特徴としてね、人を「こういう人」とカテゴライズしないんですよ。できないんかな。

守田
あ、なんだかちょっと似てるかもしれない。僕ねえ、あんまり相手の悪意に気が付かないんですよ。

白坂
私も(爆笑) よく「白坂さん、それ善意にとりすぎやで」って言われんねんな。

守田
よう言われる、言われる(笑)

白坂
そやし、あらためて考えてみたら猛者ばっかりでね。すごいメンバーやなと思うねんね。

守田
考えてみると共産党の方たちもそうやし、長く活動してきた人たちは、もちろん僕もそうやけれど、いろんな意味でなかなか展望が切り開けない閉塞感も持ってきたと思うんやね。
でも福山和人さんをみんなで候補として担いだ京都府知事選で本当に新しい共闘の枠組みができた。すごく大きな変化で誰もが次に期待を持てた。
ある意味そのモメントが一番ダイレクトに流れ込んできているのがこの白坂選挙なんやなあと思うんよね。だからそれを白坂さんが背負ってくれて、それはもう「ありがとう」と思います(笑)
それはやはり白坂さんの人となりがあるからできること。ここにあるのはぎちぎちの力が合わさったすごい合ベクトルやから、ちょっと違ってしまえばどこに流れてしまうか分からないというか。

白坂
そうや。まさしく。そやなあ。

白坂事務所に集う猛者のみなさん!(白坂さんFacebookより)

守田
やはりいろいろと生活に困っている人やわけありの人をそれぞれでリスペクトして雇用して場を与えてきたことが生きてるんとちゃうかな。

白坂
私も年いって会社をやめたら、そういう、福祉ではないんやけど、困った人が集う場を作って・・・。なんていうかなあ。

守田
あ、なんかそれ分かる。適当な言葉がないんよ。「福祉」だとちょっと違うんよね。

白坂
そうそう。なんて言ったらいいんかな。まあなんでもいいんやけど、困っている人がもっと頑張れるような何かをやりたいなと思ってたんですよ。そういう気持ちやったから、ほんまに暮らしが大変な人がいっぱいいるから、そこをなんとか。 もちろん有機農業も応援しているし、添加物もあかんし、原発も止めなあかんし、それらは当然取り組み続けようと思ってます。
でも緊急に食べていかれへんで、もう本当に悲惨なことになっている人とか、追い詰められて、明日にも首をくくろうかと悩んではる人ら、零細の社長さんとか、そんな人らがいるということが私はいつも頭から離れへん。 「あたしは早よ死んだらええねんやろな」と口に出して言うお年寄りがいっぱいいるということ、それがやっぱり一番頭から離れへん。そういう人らがなんとか希望を持てるような社会にせなあかんと思ってる。

京丹波での安らぎのひと時(白坂さんFacebookより)

● 子どもの時から自慢の東山区をよみがえらせたい

守田
最後に東山区へのこだわりを聞かせてください。東山区をどう思っているのか。どう変えたいのか。

白坂
私は東山区で生まれ育ってこの東山区が自慢なんです。

守田
わあ。一番いい素晴らしい答えや!どう自慢なんですか。ぜひ自慢してください。

白坂
私はね、東山区ってなんでもあると子どものころから思うてた。

守田
なんでもある!すごい!


八坂の党(法観寺)をバックに街宣

白坂
自然もあるし、清水焼やらお扇子作ったりするところもあって、きれいなもんをいっぱい作れる。美味しいお料理屋さんもある。祇園にきれいな舞子はんもいてはる。博物館もある。大学もある。ほんと「ないもんないなあ」と思うてた。

守田
たしかに。清水さん(守田注 清水寺)もあるしね。

白坂
お寺やら神社やら名所旧跡もいくらでもあるし。本当にないもんない。自然も豊かで。いまも私が住んでいるところの裏山にはいのししとかでるし。ここはこんな町中んはのにいのししが出没する自然と隣り合わせて暮らせるようなところやと思ってた。
名所旧跡や観光地以外でも地元のお店屋さんがいっぱいあってお豆腐屋さんやらなんやら。ほんで学校も病院もぎょうさんあるし。

でも今は小中一貫校が二つだけになってしもた。十何校あったのに。ガソリンスタンドは一軒もない。商店街はシャッターだらけ。
そんな風になって来ているのを毎日悲しく思ってて、私はそれで会社をこっちに持ってきたんです。 出馬の話の前だったのですけど。母の介護も必要やしそもそも「想定外の災害が起こったら年寄りばかりでどうなるんやろう」と思って、母親の近くに行こうと。商店街も私がお店を一軒でもやったら少しは賑わいが戻るかなとも思いました。
そんな風に戻ってきたら出馬の話が来たんですよ。だから自分の中で東山区をどういうふうにもう一度「暮らしやすいな、ここに住んで良かったな」と思えるような街にするか。それはもう出馬前から思っていたテーマなのです。

守田
素晴らしい!でもポテンシャルはあるもんね。

白坂
そうそう。あるのに生かし切れてないし使い切れてない。

守田
そこをやりたいと。もともと議員になる前からやるつもりだったけれど、議員になったらもっとやれると。

白坂
そう。もっとやれる(笑)

守田
分かりました!素敵な話がたくさん聞けました。 ぜひ頑張ってください。

白坂
はい頑張ります。

守田
一緒に頑張りましょう。ありがとうございました!


「つなぐ東山」に集った人々に囲まれて(白坂さんFacebookより)

終わり