明日に向けて(1556)地震・豪雨・猛暑・原発から命を守ろう!(瀬戸内27日・福知山29日でお話します)

守田です(20180722 23:30)

豪雨に続いて連日、猛暑が襲ってきています。
連日数千名の人々が搬送され、死者も連日10人前後に登っています。もはや災害級の猛暑です。みなさま、くれぐれもお気を付けください!

わずかな期間に続いている地震、豪雨、猛暑災害。明らかにこれまでの数十年とは違ったことが起こっています。
気候変動を背景とした災害の規模や寒暖の激化と大地の鳴動が連動しています。
この事態を生き延びていくために必要なのはさまざまな災害への事前対策をもっとあつく重ねていくことです。

とくに強調したいのはこんな状態で原発を動かし続けては絶対にいけないということです。
また酷暑の中、東京でオリンピックなどできるわけはないのですから、もはや世界に真摯にお詫びして返上し、資金をすべて災害対策にまわすべきたということです。取り返しのつかないことになる前にそうした方が絶対に良い!

なぜって南海トラフ地震だってもうすぐそばに迫ってきているのに、この国の災害対策があまりに脆弱なことが今回の豪雨で明らかになったからです。気候のあり方が激変し、かつてのように考えはいけないのにそのことが見据えられていない。繰り返しますが今回の豪雨と猛暑が告げているのは東京オリンピックなどもはや不可能だと言うことです。もやはこのリアリティに立たなければこの国全体が危ういです。

また今回多くの方が気づいたはこの国の避難所があまりに劣悪であることです。災害大国なのに国連の人権を考慮した避難所の設置基準以下、第三世界の難民キャンプ以下の水準でしかないのです。

この状態をみんなで克服していかなければなりません。
そのために今後、各地で「地震・豪雨・猛暑・原発からの命の守り方」のお話をし、みなさんと一緒に考えながら命を守るスキルを磨いていきたいと思います。

具体的には今週末に以下の二つの講演を行います。

一つは「せとうち交流プロジェクト」でのお話です!
岡山県瀬戸内市牛窓からフェリーで渡った前島の啓明学院にて行います。午後2時から。
タイトルは「原発からの命の守り方」です。

瀬戸内交流プロジェクト
http://setouchi-kouryu-project.com/program-2017/#gaiyou

このプロジェクトは元瀬戸内市長である立岡脩二さんと、原発事故後同市へ避難移住した蝦名宇摩さんが中心となって2011年12月に発足したものです。
毎年夏に9泊10日の保養キャンプを瀬戸内市の自然あふれる離島で行って来ました。地元の新鮮な食材を使用した食事が出され、子ども向けには海水浴や虫取りなどの遊びを中心にプログラムが組まれ、保護者向けにはセルフケアをサポートする医学講座やシェフによる料理講座、メンタルケアやチームビルディングを目的とする対話の場などが組まれています。
今回も今日22日夕方から始まり31日まで行われます。

僕もこれまでほぼ毎回参加し、原発と放射能からの命の守り方を伝えてきました。
もともとの縁は、僕が2011年3月に福島原発事故の危険性を説き、ネットで避難を呼びかけていたとき、それを聞きながら避難してくださった方の一人がこのキャンプの主催者の蝦名宇摩さんとそのご家族だったことにあります。
蝦名さんは災害対策に言う「率先避難者」として逃げてくれ、いまも福島や東北、関東の方たちに保養の場を提供し続けてくれているのですが、その心意気に打たれて毎回、前島に通ってきました。

昨年は残念ながらドイツ・デーベルンでの反核サマーキャンプ参加が重なり行けませんでしたが、今年は南仏ナルボンヌに向かう前に時間がとれたので参加することにしました。
毎回、講演後に1泊させてもらい、参加した保護者の方との相談にも応じているのですが、今回は2泊させていただいてその時間もたっぷりとらせていただきます。お近くの方、ぜひ前島に来てください!

さてこのキャンプを29日早朝に経って福知山市に向かい、午後に福知山母親大会に参加します。
母親大会は1954年3月のビキニ環礁核実験で第五福竜丸をはじめ多くの漁船が被曝したことに対し、女性たちを中心に全国的な原水爆禁止運動が盛り上がる中で立ち上ったものです。母親を「母性を持つすべての女性を対象にした呼び名」と位置づけ、「生命を生み出す母親は生命を育て生命を守ることをのぞみます」のスローガンを掲げたものです。

1955年6月に東京で第一回大会が開かれ、7月にスイスローザンヌでの世界母親大会に代表を送りだしました。世界大会は残念ながら58年で終わってしまったのですが、日本の中では連綿と続けられてきており、今年は8月25日、26日に高知市で全国大会が開かれます。
この大会の特徴は全国各地でもそれぞれの創意工夫で続けられてきていることで、僕もこれまでも各地の母親大会に参加してきましたが、今年は第64回を迎える福知山母親大会が呼んでくださったので参加します。

その福知山は今回の豪雨でも激しく襲われ、さまざまな被害が出ました。
開催が危ぶまれもしましたが、そんな中でもみなさんぜひ集いたいと、あらためて開催を決意されたそうです。今回はその心意気に応え、心を込めて、豪雨のこと地震のこと原発のことをお話してきます。

7月29日午後1時半から、ハピネスふくちやま3階にてです。(母親大会そのものは午前10時から始まっています)

なおこの日は母親大会終了後に綾部市の「イワンの里」に移り、そこでも交流会に参加します。
この点の詳細はまたお知らせします。

ともあれみなさん。地震・豪雨・猛暑、そして原発から命を守るために、みんなで逞しく備えていきましょう!