2013.05.08

明日に向けて(674)半断食というエクササイズ・・・ルポ10(最終回) 復食について

守田です。(20130508 18:00)

みなさま。長きに渡った半断食参加ルポですが、いよいよ今回が最終回になります。といっても実は、前回までで体験ルポは一応の終わりを迎えていました。しかしここから蛇足がついてしまいます・・・。
この記事に、最終講義の前日に行われたミニ講義をつけています。「復食について」というもので、半断食を終えて家に帰って、どんな食べ方に注意をすべきかのレクチャーです。
ルポで、さんざん半断食について説明してきたので、このことも付け加えておかないといけないなと思ってご報告することにしました。

そこでは幾つか気をつけるものが書かれているのですが、その中に「白砂糖の入ったものに気をつける」とあります。白砂糖はとにかく健康に悪く、常日頃から避けた方がいいものですが、とくに半断食を終えたあとは、これをとるとトリップしてしまうというのです。
えー、白状しますと、実ははまってしまいました!半断食道場にいたときは、ほとんど感じなかったのですが、帰ってきたら、何かすごい禁欲生活をしたような感じが襲ってきて、何でもいいから「悪いものが食べたい」と思い、ポップコーンを買いに行きました。そして、つい横に並んでいたチョコレート(白砂糖がたくさん)も買ってしまいました。
「まあ、少しずつ食べるぐらいならいいよね」と封を切ったら、もう止まらない。夢中でムシャムシャと食べてしまいました。それでトリップしたせいか、さらにピーナツ、甘栗なども買って食べてしまいました。酒だけは飲むまい!と決めていたのですが、心が「お酒以外ならいいでしょう?」となっていたようです。ちなみにピーナツと甘栗は、身体にそれほど悪くはないと思うのですが、半断食明けなのに食べ過ぎました・・・。

実は、宙八さんに「今は排毒が続いていて、前に食べていたものの記憶が蘇ってくる時期なので、それに気をつけるといい」と「復食について」の中で言われていました。僕が「今は無性に寿司が食べたい。魚が食べたいです」と言ったら、「それなら大根おろしを食べるといい。気持ちがスッとおさまります」と言われたので、初日の夜は大根おろしを食べました。確かに寿司への欲求はスッと消えました。
この場合、寿司や魚が身体に悪いというわけではありません。しかし魚は陽性が強いので、中庸な状態になっている身体にいきなり摂ってしまうと、バランスが崩れ、陰性のものも欲しくなってしまう、とくにお酒が飲みたくなる。バランスが陰陽で激しく揺れるので、すぐには摂らない方がいいということだったのです。
ところがそれが収まったら、今度は違う欲求が出てきた。ではどうすれば良かったのでしょう。悪いものではなく、良いもので欲しいものを取れば良かったのだなあと思っています。ポップコーンに何を変えるか、パッとは思いつきませんが、僕は実際には甘いものも欲しかったわけで、これに対しては、メープルシロップなどを使えば良かったと思っています。
というか今も甘いものへの欲求は続いています。こういうとき目につくものは抑えられないので、明日からはチョコレートなどが売っているところには近づかず、甘いものが欲しいときは、パンにでもメープルシロップをかけて、ゆっくり噛んで食べてみようと思います。

良くないのは「悪いものを食べたい」という思いなのでしょう。体が求めているのは「悪いもの」でも「良いもの」でもなく、「甘いもの」であったはずで、「それは悪いものだ。でも我慢できない」と考える中で、白砂糖の入っているものを衝動買いし、ぺろっと食べてしまった。
なんというか「悪いものだ」と思うからそれが余計に欲しくなったように思います。抑えるべき欲求だと思うから反発力も出てくるのでしょう。そうではなく、同じチョコレートでも、白砂糖ではないもっといい糖分を使っているものを選べば良かったわけで、身体は別に「悪いもの」を欲したのではなかったのだと思います。
連休中で自然食のお店がしまっていたこともあるし、そもそも、つい目に入ったものに手が伸びたのでもあるのですが、身体の欲求に対して、それをただ抑え込もうとするのではなく、うまく「いいもの」で対応していくこと。また魚に対する大根おろしのように、その欲求をちらしてくれるものを摂ることなどを、もっと覚える必要があるのだなと思いました。

食べ物への欲求を、意志力でねじ伏せるのではなく、どういう食べ方の連鎖で、欲求が形作られてきていて、だから何をどう食べて、その波を超えていくのかを知り、それに沿った、うまい対処法を身につけていく必要があるのだろうと思います。
その点、僕はまだまだ未熟もの。桜沢如一さんの言葉に「陰陽1日、食養3年、真生活7~8年、無双原理は一生よ」という一句があると学びましたが、まさに僕が立っているのは「陰陽1日」の境地のようです。

とまあ、締めくくりがなんともお恥ずかしいお話で、大変、恐縮ですが、宙八さんの最後の講義にもあったように、本当に僕はまだ「命の運転法」の仮免許をもらったに過ぎないようです。公道に出たらとたんにフラフラです。この状態の自分をある種の愛おしさを持ってみすえ、焦ることなく次の一歩に進んでいこうと思います。そしてこの貴重な経験を、放射線防護活動、命を守る活動につなげていこうと思います。

みなさま、長きに渡る連載にお付き合いいただきありがとうございました。以上をもって半断食実践ルポを終わります。

*****

半断食道場ミニ講義 復食について(5月2日)
橋本宙八談
ノートテーク 守田敏也(小見出しは守田)

断食のあとはセンシティブになっている。断食を1週間したら1週間かけて戻せと言われている。
昔、断食を1月したあとにうなぎを食べて死んだ人がいるとお坊さんに脅かされた。食べあわせが悪かったのだろう。
半断食ではそれほどのことは起こらないが、やはり気をつけた食事をとらないといけない。

いわきで半断食に参加した50歳の男性が、帰りに東京駅でお腹を抱えていると連絡してきたことがある。
どのように食べたのか。凍らしたタンブラーに入った冷えたビールを一気に飲んでから、てんぷらそばを食べた。
当然にも胃がびっくりして、守るために収縮した。そこにてんぷらが入ってきた。油と水は中が悪い。それで胃がねじれてしまった。
そういう場合はどうするか。冷えて問題が出たのだから暖めるといい。
マクロビでは、そういう場合はしょうがシップをする。しょうがをお湯に溶かして、手拭にひたして患部にあてる。

患部によるがお腹が痛いときは、バスタオルの入る大き目のなべに水を沸かし、しょうが汁を入れる。しょうがひとかけらをすりおろして、汁をしぼって中に入れる。最適温度は80度。指を突っ込んでいち、に、あちが80度。100度だとしょうがの汁が揮発してしまう。ぬるくても効果がでない。
火を中火、弱火にして温度をたもり、バスタオルをつけて両端をもってしぼり、お腹に当ててあげる。これをショウガ湿布という。この時は東京駅なので、しょうが湿布ができなかったので、ホッカイロを貼ってもらってしのいでなんとかなった。

女性の場合。お腹が痛くなって救急車で病院に運ばれた人がいた。2日目にマクドナルドいってクラッシュアイスのコカコーラを呑み、さらに豆腐を二丁食べた。冷たいところに、熱をとる豆腐を食べてしまった。
この場合も、冷えて捻転をおこしたのだから、しょうが湿布をすればいい。
お腹が想像以上にきれいになっている。だから不自然なものが入ると吐く。アンパンを食べて吐いた人もいた。

最低、一週間はおとなしいものを食べる。ここで後ろ向きにしてはいけない。

どういうことに気をつけるか。
1、農薬や食品添加物他、化学物質の入った食べ物を食べない。

2、動物性食品(肉、魚、乳製品)を気をつける。陽性のもの。今の身体は中庸状態。いきなり入るとエネルギーがあるだけに熱がカーっときたり、身体の中に身体によくないガスが出たり、悪玉菌が増えたりする。バランスが壊れやすい。
またこういうものが入ったとたんにアルコールや甘いものが欲しくなる。
2、3日は2食に収める。ゆっくりと戻していく。悪いものが入るともったいない。バランスを崩すこともある。3日目ぐらいから三食とってもよい。

3、白砂糖の入った食品、飲み物を気をつける。白砂糖は精製してあって極端。血糖値がいきなりあがりインシュリンがでる。いまだったらトリップしてしまう。
ちなみに放射能の事故があったときは、甘いものはだめ。原爆を受けた長崎では秋月医師が、「水は飲むな。甘いものを食べるな。玄米食べろ。味噌汁を飲め」と言って、スタッフを原爆症から守った。
味噌も放射能に有効。伊藤明弘教授の研究成果がある。ねずみ実験で味噌をとらしたネズミは放射能を排出しやすかった。
白砂糖の代替物としては、てんさい糖、黒砂糖、メイプルシロップなどがある。ミネラルを含んだ多糖類のため、血糖値をいきなりあげない。トリップしない。わさんぼんもいい。蜂蜜は単糖類なのでトリップしやすい。
白砂糖をとるとぼける。認知症のかなりの理由はおやつにある。記憶力が飛ぶ。極陰のものだ。肥満の問題の最たるものも白砂糖だ。
白砂糖をいれると防腐剤になる。酸素を受けつけない。ということは採っている人は酸欠になりやすい。
ストレスは緊張。そのため緩めるものが欲しくなる。だからこういうときは砂糖を気をつけなくてはいけない。

4、香辛料に気をつける。いきなり刺激物がくると、胃腸はびっくりしてしまう。カレーライスも同じ。

5、油の多いもの。1週間はセーブして採る。

この5つを気をつける。
身体をもっとよくしたい人は、ここでの食べ方で学んだことを継続する。
ここで出たものは多く食べてもいい。

6、アルコール 一週間は切るのが理想。

ともあれ排毒が続いているので、昔のものをひっぱる傾向がある。
ただし失敗したらそれを勉強する。自己嫌悪は役に立たない。自分を知ることが大事。

飲み物も気をつける。身体にあったものを摂る。番茶、玄米コーヒー。

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半断食セミナーのお知らせ
次回は6月1日から7日。伊勢市で開催です!

【2013年 セミナー日程】

3月16日(土)~3月22日(金) 愛媛県伊方にて →終了しました。
4月27日(土)~5月3日(金) 奈良県明日香村にて →終了しました。
6月01日(土)~6月7日(金) 三重県伊勢市にて →申込受付中
7月27日(土)~8月2日(金) 長野県小淵沢にて →申込受付中
9月28日(土)?10月4日(金) 長野県小淵沢にて →申込受付中

【内容】
菜食の実践、講義、カウンセリング、体操、マッサージ
リラクゼーション、ロードワーク、呼吸法、瞑想

【参加費用】
初回 17万円(税込)
※講義・食事・宿泊全て込みとなります。
※リピーター割引もあります。

詳しくは以下をご覧下さい。
マクロビアン
http://www.macrobian.net/

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