2015.06.07

明日に向けて(1092)土壌放射線測定の輪を広げ、放射線防護の強化をはかろう!

守田です。(20150607 13:00)

福島原発事故から4年と3ヶ月経ちました。
ご存知のように政府は、「放射能安全神話」を振りまきつつ、被曝地への人々の帰還を強制しようとしています。本当にひどいことです。
こうした酷い政策を進める一方で、政府は人々を放射線被曝から守るために本当にやるべきことの多くの回避してきました。
その中でも重要なものが被曝地の土壌の放射線値を細やかに調べていくことです。

今、この事業に「みんなのデータサイト」が起ちあがっており、「クラウドファンディング」で資金提供を募っています。
6月21日までに150万円を集める計画ですが、本日6月7日現在で889000円しか集まっておらず、残り611000円が集まらないとファンディングが成立せずに寄付金が流れてしまいます。
そこでみなさんに協力をお願いすべく、この計画をご紹介したいと思います。
なおこの記事は、広島県尾道市の「おのみち測定依頼所」の杉原宏喜さんからの呼びかけを受けて書いています。

「クラウドファンディング」
https://moon-shot.org/projects/68

取り組んでいるのは以下の方たちです。

「みんなのデータサイト」
http://www.minnanods.net/

参加している測定所がここから分かります。僕も深い関わりをもたせていただいている多数の方たちを始め、全国27の測定所が参加しています。
http://www.minnanods.net/labs/

土壌調査に関する説明は以下で行われています。

「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」
http://www.minnanods.net/soil/

この中から調査の「目的」と「目標」をご紹介します。
「みんなのデータサイト」事務局長の石丸偉丈(ひでたけ)さんインタビューもご紹介しておきます。

***

目的

「現状」 を今一度よく確かめるために
3.11から4年が経とうとする今もなお、東日本の各地では放射性セシウムが土壌から普通に検出されています。
空間線量測定だけではわかり得ない、具体的な汚染状況を把握するためには土壌測定が必要です。
子どもたちが安全に遊べる場所はどこかという不安、汚染の実情を知りたいという思い、本来なら国が測定すべきではないかという疑問、そういった声を受けて、私たちは「土壌測定プロジェクト」にチャレンジしようと決意しました。
セシウム137の半減期は30年であり、土壌汚染はこの先長く続きます。その一方で、半減期が2年と短いセシウム134は、測定できなくなってしまうという時間的制約があるため、今が取り組み始めるべき大事なタイミングと判断しました。
事故後4年が経過し、何事もなかったかのようになりつつある中で、土壌汚染の現実をできるだけ正確に広範囲に捉えていきたいと思います。
測定データが社会のあり方を考えるみなさまの指標の一つとなり、被曝低減の助けとなるよう努め、 同時に、全国の測定室の利用と支援が広まればと考えております。

〜 「未来」 に遺す貴重な記録として 〜
このデータはまた、不幸な事故に遭遇した私たちが未来に遺す貴重な記録でもあります。未来を託す子どもたちのために、きちんと記録を遺していきたい。
それが、大きな事故が引き起こされてしまった時代に生きる、私たち大人に課された
責任ではないでしょうか。

~ 「みんなのデータサイト」は、誰もが簡単に使えるようにつくられた 測定データ検索サイト です 〜
「みんなのデータサイト」は、全国の市民放射能測定室でこれまで積み上げてきたデータを、一元管理することで、 誰にでもわかりやすく、インターネット上で手軽に検索ができるように作成・公開されたデータベースです。

2015年1月現在約1万検体を登録した「食品」の測定データに加え、「土壌」測定データを2本目の柱とし、みなさまの判断の一助となるように順次公開していく予定です。

目標

<期間> 期間(第1期):2014年10月〜2015年9月

<対象エリア>
対象エリア:東日本・17都県
青森、(岩手*)、秋田、宮城、山形、福島、茨城、栃木、 群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、新潟
*岩手は先行して300ヶ所の採取測定を行なうプロジェクトが「土壌プロジェクトいわて」により2012年〜2013年に実施されました。

■測定結果を「みんなのデータサイト」にアップして公開(日本語・英語サイト)。
■多くの地点の結果が集まった時点で、マップ化を予定。
■面積当たりの放射能存在量の試算(Bq/kg→Bq/平方メートル)を行なう予定。

みんなのデータサイトジム局長 石丸偉丈(ひでたけ)さんインタビュー
http://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/150512/

***

非常に意義深い調査であり、今後、長きにわたって放射線防護を進める上での基礎データになります。
ぜひ成功させたいプロジェクトです。
このために起ちあがっているクラウドファンディングでは、一口3000円から支援ができます。9000円、15000円、3万円、10万円、30万円とコースが分かれいてます。
できるだけ多くの方で調査を支えたいです。

「クラウドファンディング」
https://moon-shot.org/projects/68

みなさん。よろしくお願いします!

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