2015.01.30

明日に向けて(1030)沖縄辺野古新基地建設強行を止めよう!戦争と暴力のすべてに反対!

守田です。(20150130 15:30)

後藤さんやヨルダン人パイロットの解放をめぐる事態はまだ大きな進展を見せていません。一刻も早く後藤さんが解放されることを祈るばかりです。
同時に今回の事件の背景になっている中東の紛争の真の解決を私たちは私たち自身のためにも求めて行く必要があります。
その時、私たちはやはり問題の根幹にあるのが「イラクが大量破壊兵器を持っているから」との理由で、実際にはそんなものを持っていなかったイラクに攻め込んだアメリカ軍、イギリス軍などに大きな責任があることを、もっと大きく主張していかなければならないと思います。

いやさらに歴史を遡れば、そもそもイラクの当時のフセイン政権が軍事大国となったのも、1979年に起こったイラン革命の周辺国への波及を恐れたアメリカがイラクを強く援助し、イラン・イラク戦争を惹き起こさせた中でのことでした。
そのイラクに1990年、アメリカは湾岸戦争を仕掛け、トマホーク(巡航ミサイル)などの最新兵器を大量に使用するとともに、大量の劣化ウラン弾をイラクにばらまき、甚大な被害を与えました。
しかもその後にイラクを禁輸措置で締め上げ、劣化ウラン弾の被害による子どもたちの白血病の蔓延などが起こっているのに、医療品までもがイラクが入手できない状態を作り出しました。アメリカは繰り返しイラクに手酷い暴力を振るってきたのです。

2003年からのイラク戦争は、湾岸戦争とその後の禁輸措置という暴力の上に重ねられた全面的侵略戦争でした。この時、「兵器の見本市」と言われるほどに、新たに開発されたたくさんの残酷な殺傷兵器が投入されました。
しかし戦争目的がCIA情報の「誤認」に基づくものであり、大量破壊兵器などはどこにもなく、何らの正義もなかったことは、今日、アメリカでもイギリスでも広く知られているのに、ブッシュ大統領をはじめ責任者が訴追されない不正義がまかり通っています。
そのアメリカが、沖縄で、新たな基地を辺野古に作ろうとしています。県民の絶対反対の大きな意志を踏みにじってです。こんなこと、絶対に許されてはなりません。私たちの平和の思いを踏みにじる基地建設強行に大きな反対の声を上げましょう!

米軍の沖縄基地は中東とも深くつながっています。アメリカ軍はヤンバルの森に中東を模した村を作り襲撃訓練を繰り返しているのです。沖縄で訓練した米軍兵士が中東に投入されています。
私たちはこの事実を重く受け止める必要があります。沖縄の米軍基地は、中東で行われている殺人の重要な出撃拠点なのです。
沖縄の人々はもうアメリカの戦争に沖縄の地が使われるのは嫌だと考えて、基地建設に反対しています。訓練施設のあるヤンバルの森でも、高江のヘリパット建設に反対した粘り強い運動が続けられています。

ところがこの沖縄の思いを踏みにじって、日本政府が、アメリカの手先となって基地建設を強行しています。これに対して沖縄では保革一体となった基地建設反対運動が前進し、昨年、知事選で基地反対を明確に掲げた翁長さんが勝利を収めました。
その後の総選挙でも、すべての選挙区で基地反対候補が勝利しました。本土ではまだどこでも実現されていない、戦争を止めるための保革共闘が成り立った素晴らしい選挙戦でした。
にもかかわらず安倍政権は、これだけの沖縄の民意のあらわれを強行に押しつぶそうとして、辺野古の海での工事の強行に踏み切っています。あたかも中東で「イスラム国との戦いを支援する」と宣言したことにタイアップするようにです。

そもそもまったく間違った、正義性などまったくない、つまり侵略と殺害のための戦争でしかなかった「イラク戦争」を全面的に支持したのも自民党政府でした。
すぐさま鮮明な支持を表明したのは小泉元首相でした。そのとき官房副長官と自民党幹事長を務めて、小泉政権のイラク戦争協力を支えたのが今の安倍首相でした。当時の自民党政権には、非道な戦争をバックアップした重大な責任があります。
にもかかわらず、安倍首相は、イラクでの大量殺人への加担の倫理的呵責もなく、アメリカへの協力を続け、今、沖縄県民の抵抗に対して暴力で襲い掛かっているのです。

僕はその意味で、安倍首相がますますアメリカの大義なき戦争への協力にのめり込み、中東の人々をますます敵に回しつつあることと、辺野古での基地建設の強行は大きくつながっていると思います。
だから私たちは沖縄の人々と熱く連帯し、辺野古の基地建設を何としても食い止めることから、世界の人々に平和の思いを身をもって発信し続けようではありませんか!
ともに米軍基地建設反対、アメリカの戦争反対!日本政府のアメリカの戦争協力反対!「IAM NOT ABE」と叫ぼうではありませんか。

僕の住む京都では、力強い沖縄連帯の運動が取り組まれています。1月27日、28日にはこの間の基地建設工事強行に反対する緊急情宣が行われました。
今日は金曜日。夕方5時から京都駅前の関西電力京都支社前で、恒例の原発反対、再稼働反対金曜行動が取り組まれますが、その前の午後4時から、京都タワー前での辺野古基地建設反対行動が呼びかけられています。僕もぎりぎりになりそうですが駆けつけるつもりです。
”I AM KENJI” ”IAM NOT ABE” ”NO! US Bases in Okinawa”などのプラカードを作って持って行きます。沖縄基地建設反対を、まさに今この時に世界に発信したいです。

以下、28日に行われた京都三条京阪で配られた緊急抗議のビラの内容を転載しておきます!

*****

緊急抗議!!

辺野古新基地建設強行中止せよ!!!
この暴挙許すな!沖縄県民の声を聞け!
安倍政権の暴走が民主主義を破壊している!

辺野古のブルーの海を守れ

安倍(暴走)政治は、沖縄県民の明白な民意を無視して沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設を進めています。
昨年11月の沖縄県知事選挙で辺野古新基地建設反対の民意によって選ばれた翁長新知事は、26日、辺野古沿岸の埋め立て承認を検証する第3者委員会の発足を発表。検証が終了するまで作業を自粛するよう、防衛局に要請しました。
それをあざ笑うように、沖縄防衛局は27日、大浦湾側のキャンプ・シュワブ沿岸部で、クレーンや海底掘削用の支柱2本の付いた大型スパット台船を使った作業を始めたのです。深場の12か所でボーリング調査が残っており、そのための海上での準備に入ったとみられます。
大型スパット台船やその他、複数の作業船が27日午前7時前から、シュワブ沿岸に停泊しているのが確認され、海岸にはコンクリートブロックが並んでいます。
新基地建設に反対する住民はカヌーや船に乗って、現場海域に近づき、抗議しています。
要請の翌日の大がかりな作業開始に県民の怒りは強まるばかりです。辺野古のブルーの海は一度壊されたら元に戻りません!

沖縄の人々の血のにじむような民意を無視し、私たちの血税を使い米軍基地を造る・・・民主主義の崩壊をあわらにしたこの暴挙。
命の源「美ら海」を埋め立てて、人殺しの基地建設を進めるのか!絶対に止めましょう!
沖縄の怒りは増大している。新基地建設許すな!
京都からは、防衛局への抗議行動と併せて、街頭宣伝をしていきます。どうぞ、ご参加下さい。

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