2014.04.21

明日に向けて(831)トルコのあなたを心配する手紙・・・日本より愛を込めて

守田です。(20140421 23:30)

すでに一度、紹介しましたが「あなたを心配する手紙」と題するビデオレターが、ある日本人の手によって作られ、トルコの人々の間で大きな反響を呼んでいます。 作ったのは丹下紘希さんです。 これを、僕がトルコにいったときに素晴らしい通訳をしてくださり、今も日本とトルコの原子力協定に反対して懸命に行動しているプナールさんが多くの方に伝えてくれています!

丹下さんは、このビデオについて次のように書かれています。 http://vimeo.com/92443743

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あなたを心配する手紙” Director TANGE KOUKI

マスメディアではなくパーソナルメディアとして映像で「手紙」を書きました。 僕の想いを自分の言葉で言う。 1年前も今もそれが最も難しいと感じています。

反対の意見の人もいるし、批判も怖い。 正義の違いで争いになるかもしれない。 僕も誰かを知らないうちに傷付けてしまうかもしれない。

それを恐れて、口をつぐんでしまう。 もしも自分の意見を言う自由を失ったら、 取り返しのつかないことになるかもしれないと、 僕は会ったこともない国の人達のことを考えて悶絶する。

原発事故を起こしてしまった僕たちが その人達の未来を心配して眠れない夜を過ごしている。 せめてそのことを伝えようと愚直に進むことにしました。

それは同時に僕自身に対しての覚悟でもあります。 原発輸出対象国の人々を心配するプロジェクトとしてトルコの人たちへ。 心配する、 ただひたすらに心配をする、 という行動は国境を越えて伝わるのだろうか?

僕は心配する、 あなたのこの先を考えて想いを馳せる。 あなたの家族のこの先を考えてみる。 あなたの友人や先生や仲間やその子ども達のこの先を心配する。

言葉も習慣も違うけれど。 会ったこともない人達だけれども。 僕は自分の先祖にも、未来の人に会ったことがないのと同じように、 同じ人として会ったことのないあなたを心配する。

そんな手紙です。 (とうとう4月2日に日トルコ原子力協定が僅か5時間の審議で可決されてしまいました。)

*****

丹下さんが悩まれながらこのビデオを作られたことに深く感動しました。また語られている内容に、本当に心の底から共感しました。 日本の中にこうした思いでいるものがいることをよくぞ伝えてくださったと思います。とてもありがたいです。

僕はこのビデオで発せられた言葉は丹下さんの言葉であることを越えて、多くの、原発事故を憂い、原発輸出に反対している人の思いに昇華していると思います。 そしてその言葉をトルコの多くの人々がしっかりと受け止めてくれています。 みなさん。ぜひ丹下さんのこのビデオを見て下さい。そしてトルコの人々への思いをシェアしてください。トルコで美しい町を守ろうとしている人々の思いをシェアしてください。

ビデオを紹介するとともに、テロップの内容を書き起こし、トルコ語・日本語の両方で記しておきます!ぜひ多くの方に、とくにトルコのご友人がいる方はその方にお広めください!

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「あなたを心配する手紙」

Japonya’dan Türkçe uyarı: Nükleer felaket olacak! http://youtu.be/Fj9RjJ9Lxz8

 

Türk vatandaşlarına

トルコの人へ

 

Merhaba, Ben Japonum

こんにちは。わたしは日本人です。

 

Ben, Türkler için duyduğumuz endişeyi anlatabilmek için Türkçe öğrendim

わたしは今、「トルコの人たちのことを心配している」と伝えたくてトルコ語を教えてもらいました。

 

Japon Başbakanı Türkıy’ye Nükleer santral sattı.

日本の首相はトルコに原発を売りました。

 

Bundan dolayı Japonlar utanç içindeler.

その事をとても恥ずかしく思っている日本人はたくさんいます。

 

Çünkü biz, 2buçuk yıl önce FUKUSHIMA Nükleer santralinde büyük bir kaza yaşadik.

なぜなら私たちの国は2年半前にフクシマの原発事故を経験したからです。

 

Ben FUKUSHIMA Nükleer santralinden 20kilometre içerdeki şehri ziyaret ettim.

わたしはフクシマの原発20キロ圏内の街を訪れました。

 

Kaza yaşamiş o şehirler, 2buçuk yıl geçtiği halde hala aynı şekilde duruyordu.

事故があった街は2年半経っても、あの日のままです。

 

Hala daha, kazanın olduğu Nükleer santralin içi ne durumda, bılınmıyor.

今でも誰も事故のあった原発の中がどうなってるか?

 

Çok tehlikeli olduğu için kimse kesin bilemıyor.

危険すぎて誰も確認できていません。

 

Ve her gün, 300ton radyoaktif kirli su denize akıyor.

そして毎日、300トンもの放射能汚染水が、海に流れ出ています。

 

Radyoaktif bulaşan toprak, sıyrılıp bile nereye atılacağı belli değil.

汚れた大地を大量に削りとってもそのゴミ処分は決まっていません。

 

Nükleer santralde kullanılan malzeme 100,000yıl boyunca takip edilmesi gereken çok tehlikeli bir maddedir.

原発の使用済み燃料は10万年管理をし続けなければいけない大変危険な物質です。

 

Eğer ileride bizim sattıgımız Nükleer santralde bir kaza olursa, gerçekten ne olacak?

もしも未来に私たちが打った原発があなたの国で事故を起こしたら一体どんなことが起きるか?

 

Düşüncesi bile korkunç.

想像すると私たちはとても恐ろしい。

 

Bir Japon olarak, ne kadar özür dilesek yeterli değil.

日本人として謝っても謝りきれない。

 

Ben, Türker için endişeleniyorum.

わたしはトルコの人たちをとても心配しています。

 

Biz, sizin ve ülkenizin geleceği için endişe ediyoruz.

私たちはあなたと、あなたの国の未来を心配しています。

 

Nükleer santral büyük bir enerjidir ama aynı zamanda çok büyük bir para kaynağıdır.

原発派エネルギーですが、同時にとても大きなお金を生み出すシステムでもあります。

 

Japonyada, bu hakkı kullanma hususunda insanlar yanlış karar vermekte, görüş ayrılıkları olmaktadır.

日本がそうであるようにその利権によって、人々は判断を間違い、意見が分かれます。

 

Aynı ülkenin insanları birbirine düşebilir.

同じ国の中で同じトルコ人同士、争うことになるかもしれないのです。

 

Nükleer santral artık güvenli değil.

原発はもはや安全ではありません。

 

Japonya, ekonomisi için geleceğini kurban etmiş bir ülkedir.

日本は経済の為に未来を犠牲にしてしまった国です。

 

Lütfen, kimseye güvenmeyin.

決して誰も信用しないでください。

 

Lütfen, bir Nüleer santral fıkrine lişmayin.

原発があることに慣れないでください。

 

Her zaman etrafınızı koruyup, dikkatli olmak önemlidir.

いつでも見守り、注意し続けることが重要です。

 

Ben Türkiye’yi otobüs ile gezdim.

わたしはトルコをバスで旅したこともあります。

 

Çok güzel bir ülke olduğunu gördüm.

とても美しい国だと感じました。

 

Gelecekte, o güzelliği kaybetmemesini arzu ediyorum.

未来にその美しさを失うことのないよう祈ります。

 

Bütün Türklere ve geleceğin çocuklarına.

トルコの人へ、その未来の子どもたちへ

 

Japonya’dan Sevgilerle.

日本より愛を込めて

 

cast & written & Directed by KOUKI TANGE

 

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