Home > 「明日に向けて」
2016.10.12

明日に向けて(1306)島根原発の危険性と境港市と水木しげる記念館―1

守田です。(20161012 23:30)

みなさま。このところとても長い間、ブログの更新を怠ってしまいました。大変、申し訳ありません。9月23日の投稿から書いていませんから19日間のブランクを作ってしまいました。これまでで最長です。
理由はこれまでにない密度で講演を依頼いただき、かつまた内容にも大きな幅があったので、準備に追われて「明日に向けて」を書く時間がなかったことにあります。
また四国全県や島根県、鳥取県など、これまで行ったことのなかったところに次々と呼んでいただき、講演小旅行を繰り返してきたことでも時間がとれませんでした。
けして体調不良や精神的不調のためではありませんのでごうかご心配されませんように。

Facebookを観ていただけている方には、時々の集会報告などをまめにアップしているので、けして身体の問題ではなくあちこちを走り回って時間がとれないことをご理解いただけていると思うのですが、そうでない方にはご心配をかけたと思います。
ともあれ僕は現在、心身共にとても元気です。今年の前半期にかかってしまった坐骨神経痛も完治しました。なのでご心配はご無用です。
今後、こうして飛び回っている中でも、ブログの更新を続けられるように、活動や執筆に工夫を加えることでパワーアップしていくつもりです。ご心配していただいた方がおられましたら、この場を借りてお詫びとお礼を申し上げます。

さてその講演小旅行ですが、先週の7日に島根県松江市までいきました。鳥取県境港市で8日に講演するためですが、この日は松江駅から島根原発見学に行ってきました。
僕を招いてくださった鳥取の方のコーディネートのもと、長い間、島根原発に反対してきた地元の方たちが案内してくださいました。
あけて8日には午後から境港市民会館で講演にのぞみました。新聞の折り込みや、学校でのチラシの配布のお願いと実現など、幅広い宣伝を行ってきてくださったみなさんのご尽力のもと、実数で70名以上が集まってくださいました。
境港市の人口が34000人弱であることを考えたとき、とても大きな成果だったと思えます。また境港市の防災課の方々や、鳥取県会議員さん、境港市、米子市双方の市会議員さんなども多数、参加して下さいました。

今回はこの島根原発取材と、境港市での講演についてご報告したいと思います。

島根原発は島根県の県庁所在地の松江市に位置しています。全国で唯一、県庁所在地に立地している原発です。もともとは鹿島町に建てられたのですが、その後に鹿島町が松江市と合併したので県庁所在地への立地ということになったとのことです。
松江市から原発に向かう際に驚いたのはあまりにこの原発が人口密集地の近くに作られていることです。正確には日本の原発の第一号機である東海原発の方が、周辺の人口が多いそうですが、それでも県庁所在地のすぐそばにあるのは際立っています。
もちろん人口密度の低いところに建てれば良いと言うのでは断じてありませんが、それでも人口の多い現在の松江市内に原発があることの危険性をひしひしと感じざるをえませんでした。

しかもそこからお隣の鳥取県までもわずか20キロ。島根県に接する境港市の市役所まででも21.1キロしかありません。
その境港市には米子市を起点とするから境線が運行されています。米子駅の「れい番線」から出発して終点が境港駅になりますが、現在は鬼太郎ワールドの入り口で、走っているのは「鬼太郎列車」「ねこ娘列車」「ねずみ男列車」「目玉おやじ列車」です。
境港駅からは「水木しげるロード」が続き、辿っていくと「水木しげる記念館」に至ります。たくさんの妖怪の大小の銅像を楽しみながら歩けるのですが、その記念館までも島根原発からほぼ21キロしかないのです。
僕も講演の前日に宿泊したホテルから境線の駅に出て「目玉おやじ列車」に乗り、水木しげるロードを記念館まで辿り、見学をしてから会場に向かったのですが、終始、「妖怪たちは原発をどう捉えているのだろう」との思いが消えませんでした。 (さらに…)