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2017.11.21

明日に向けて(1448)原子力防災について、ヨーロッパの反核事情について、横浜、世田谷、富士宮、京都でお話します!

守田です(20171121 17:00)

11月15日に帰国しました。素晴らしい旅でした。支えていただいたみなさんにあらためて感謝を申し上げます。

すぐ翌日16日に「ウチら困ってんねん@京都」のミーティングに出席し、18日には日本共産党京都府後援会総会に招かれて20分ほどスピーチさせていただきました。
19日にも京都市伏見区の醍醐母親大会で講演させていただき、今週末にさまざまなところでお話させていただきます。
今回はさしあたってのスケジュールをお伝えしておきます。

11月22日は京都市中京区での京都被爆2世3世の会例会で、この間の旅の報告を行います。
11月25日は横浜市鶴見区でのAPAST主催企画で、後藤政志さんとジョイントでお話します。僕の演題は「ヨーロッパの原発事情と核のない未来の展望」です。
11月26日は東京都世田谷区で原子力防災についてお話します。保坂展人世田谷区長と対談もさせていただきます。
11月27日は静岡県富士宮市で原子力防災についてお話します。世田谷でも富士宮でもとくにヨウ素剤配布に焦点をあてて話します。
11月29日は京都市左京区で「フランス・ドイツの原発事情と核のない未来の展望」というタイトルでお話します。この間のフランス・ドイツ訪問の報告会第二弾です。

以下、詳細をお伝えします。 (さらに…)

2017.10.25

明日に向けて(1437)核のない未来を目指した世界的連帯の拡大のためパリなどに行ってきます!ぜひぜひご支援を!!

守田です(20171025 23:30)

10月29日に出国しパリ、その他の都市に行ってきます。核のない未来を目指した世界的連帯の拡大・深化のためです。
同時に世界の人々を味方につけて日本社会の変革の力にもしたい。総選挙の結果からそうも決意しました。ぜひこの行動にお力をお貸しください!カンパをお願いしたいです。

まず参加するのは、7月後半にドイツ・デーベルンで参加した反核サマーキャンプを開催したニュークリア・ヘリテージ・ネットワークのパリミーティングです。10月30日夜から1日まで行われます。
同ネットワークは世界中の反核行動の情報センターとして飛躍しようとしているグループで、僕も7月に招待されてキャンプに参加し、このグループの一員となりました。参加者はドイツの他、ヨーロッパなど13ヶ国で活発に活動している方たちです。

すでにそれらの国々から情報を集めていますが、このキャンプで、11月にパリで再会しようとの案がでました。というのは11月2日~4日にパリで反核世界社会フォーラムが開催されることが決まっていたからです。
それでチームとして参加することとし、本大会前に来年のサマーキャンプに向けた会議を開き、各国の人々を招こうとなったのです。

このため8月中旬から2週間に1回スカイプミーティングを続けています。ドイツ時間午後8時半に合わせるので、こちらでは夜中の3時半から。実は今宵もです。
といっても僕の英語力はそれほど高くなくて、悔しいことに毎回、一番サイレントな参加者になってしまうのですが、それでも参加を続けています。自分で言うのもなんですがものすごく奮闘しています!

さてこの後はみんなで反核世界社会フォーラムに参加します!僕はそこでこれまでを上回る世界の人々との輪を広げるつもりです。世界により広く、福島原発の真実と日本民衆の今を伝えてきます。
フォーラム後はパリを離れエピナルという町に行って講演します。11月7日です。さらに8日はコルマールという都市に移動してそこでも講演します。フランスでの初めての講演です。
9日にフランスを離れドイツに移動。10日にオーバーハウゼンという町で講演します。

これらフランスの行動は、僕が7月に静岡で行った講演の録画を見て感動してくださった方がフランスの知人を紹介してくれたことで成り立ちました。
ドイツでの行動は、これまでも何度もお世話になってくれている桂木忍さんが設定してくれています。お二人に大感謝です!

桂木さんと僕はさらに11日にIBBというドイツのNGOのミーティングにも参加します。2014年に僕が初めてヨーロッパを訪れたときに僕をトルコに派遣してくださった方たちです。
その後、この年の秋にはポーランドで開かれた国際会議にも僕を招待してくださいました。ドイツ・デーベルンのキャンプへの参加も、この時、ファルクというドイツ人と知り合ったことが端緒となっています。 (さらに…)

2017.01.13

明日に向けて(1341)伊方原発を止めるためなすべきこと

守田です(20170113 08:00)

1月7、8日のコープ自然派脱原発ネットワークの伊方原発ツアーに参加した際に、松山センターで行われた集会での発言の起こしの2回目を載せます。
今後の脱原発の展望について述べました。

*****

伊方原発を止めるために!被曝から命を守るために!
2016年1月8日 コープ自然派松山センターにて

3、これから何をどうしていけばいいのか

それではこうした自分たちの力に自信を持ったうえで、ではいま何をしていけば良いのかと言うと、一つは斉間さんがはっきりと言われていることです。一人でも多く、声を上げる人を増やそう、そのために呼びかけ続けようということです。
そのことを繰り返し行い、繰り返しプラカードを持って立つ。これってすごい力なのですよ。
よく見て下さい。安倍政権って横暴に見えるでしょう?でもあれだけの議席を持っていて、なんでも押し通してくる安倍政権が、原発はたったの3基しか稼働させることができていないのですよ。これはとても大きなことです。

鹿児島県知事選でも新潟県知事選でも、原発反対派候補が勝ちました。
鹿児島県では三反園さん、揺れているからもっと応援しなくてはならないですけどね。でもこのように反原発を掲げる知事が連続して登場してくることも、福島原発事故までは考えられませんでした。
本当にすごく流れが変わっているので、さらに声を上げ続けることが大事です。

さらに裁判ですよ。今こそ。味をしめましょう!
大津地裁の判決、何人が提訴したのかと言うと29人なのですよ。29人が訴えるだけで止められるのですよ。これに味をしめなくてはいけない。
国会で真っ当な議員を増やして法律や政策を変えていくのは、少なくとも暫くは実現が難しいですよね。でも裁判ではすぐに結果を出すことができます。
伊方の裁判では大分で差止訴訟が動いていて、さらに広島でも差止訴訟が起こっています。とくに広島の裁判はいままでの脱原発の流れと一線を画する位置性があるのです。被爆者が裁判に入っているからです。

これは福島原発事故までの日本の運動の大きな限界で、被爆者の運動と、反原発の運動が一つになっていなかったのですよ。
なぜかというと「原子力の平和利用」ということに、騙され、惑わされてしまった人がいっぱいいたからです。だから被爆者の怒りと反原発がなかなか一つになってこなかったのですが、それを超え出る位置を持っているのです。
大分の裁判と広島の裁判と、どちらが優れているというつもりはまったくないですが、僕は広島の裁判については原告に参加させていただこうと思っています。 (さらに…)

2016.08.23

明日に向けて(1292)ベンサムのパラドックスを問う(功利主義の世紀を越えるために-1)

守田です。(20160823 11:30)

8000ベクレル問題の解析の途中ですが、またちょっと唐突かもしれませんが、今回は思想問題を論じたいと思います。
というのはちょうど1年前の8月30日に、京都市・出町柳のかぜのねで以下のような企画でお話したのでした。

日本の社会活動のあり方を考えよう
-スコットランド啓蒙思想の対話性と現実性に学ぶ-
https://www.facebook.com/events/795032107261199/

当時、これに続けて思想問題を論じ続けようと思っていたのですが、目の前の課題に追われているうち早一年が経ってしまいました。
その間に、昨年9月に戦争法が強行可決され、本年7月の参院選では改憲勢力が議席の3分の2を獲得してしまいました。
憲法と平和が危機に立っています。

この状態を打開していくために多くの人々が努力を続けていますが、僕はそのための力の一部を思想問題に振り向けなければと思い続けてきました。
とくに重要なのはマルクス主義に代わる現代社会へのアクチュアルな批判の観点をみんなで紡ぎ出すことです。
もちろんかといって、新たな大理論の打ち立てを目指すわけではありません。そうではなくてなすべきこと、深めるべきことは、私たちが向かい合っている社会への批判的考察です。

これはこの間の安倍政権の暴走の中で新たな高揚を迎えてもいる市民運動を、これまでのように四分五裂に終わらせてしまうことなく、大きな連帯、多様な違いを認め合った団結へと発展させるための試みでもあります。
そのために私たちが格闘しているこの社会とは何なのかについての共通認識を作り出すことが肝要だと思うからです。もちろんここでの考察が目指しているのは、そのためのほんの一助に過ぎませんが重要な試みだと自負しています。

さて、ご承知のようにマルクス自身は、この試みを「資本主義批判」として成し遂げようとしました。その際、彼は「経済学批判」という手法を採り、のちに『資本論』にその考察をまとめていきました。
現にある社会を何もないところから分析するのではなく、この社会がいかに捉えられてきたのか、人々にいかに認識されたのかを問う道筋を採ったのでした。
この中で経済学徒から肯定的に捉えられている資本主義社会の批判的分析を紡ぎ出すのはマルクスの「戦略」でした。
こうしたマルクスの方法論に学びつつ、ここではしかし「経済学批判」ではなく「社会思想批判」という手法を採用したいと思います。 (さらに…)

2016.02.12

明日に向けて(1211)国際社会の連携で北朝鮮に自制を促すと言ったって・・・(事態の捻じ曲げにもの申すー2)

守田です。(20160212 17:30)

北朝鮮のロケット発射や核実験に関する考察の続きです。
前回は本来「六者協議」として行われているものが「六か国協議」にすり替えられ、背景が見えなくされている問題について指摘しました。
今回はマスコミなどに良く見られる「国際社会の連携、ないし一致で、外交努力で北朝鮮に自制を促せ」・・・等々の論調の誤りを指摘したいと思います。

そもそも「国際社会」とは何でしょうか?ここからして考察しなければなりません。
北朝鮮がロケットを打ったことで批難されるのは、北朝鮮も参加する国連がロケット発射を禁止しているからです。前回も指摘したようにロケットが大陸弾道弾と同じ技術だからです。
これに対して北朝鮮は宇宙の平和利用は主権国家としての権利だと主張して、国連の禁止事項はおかしいので従わないと言っているわけです。

このことの是非は今は横におくとして、ここから言えることは無前提的に使われている「国際社会」とは「国連」を中心とした世界秩序のことだと言えます。
国連はもともと日本・ドイツ・イタリアなどを枢軸国(Axis Powers)と戦争を行った連合国のことですから、中心国はアメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国(常任理事国)だということになります。
これらの国を中心とした国々の連携で北朝鮮に自制を促すということになりますが、そもそもここに大きな矛盾があります。

第一に前回指摘したように「国際社会」の中軸国たるアメリカと北朝鮮は交戦状態です。いやより正確に言うならば1953年の休戦協定に調印しているのはアメリカ、北朝鮮の他、中国ですから、朝鮮戦争をめぐっては米中とて休戦状態です。
といっても米中両国の緊張関係そのものは1972年の米中共同声明を経た1979年の国交正常化により緩和しており、戦争状態は集結していると言えますが、北朝鮮とは休戦状態であるだけでなく、極めてシリアスな関係が続いてきました。 (さらに…)

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